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【勝ち負けに疲れた人へ】競争との向き合い方【反応しない練習】

はいどうも、こんにちは!有暇チャンネルのMaruです!

今回は「競争との正しい向き合い方」についてお話しします。

音声で内容を聞きたい方はYouTubeでどうぞ!!

現代の社会を生きていく中で、競争は避けて通れない道です。

・学生時代は受験

・大学生は就職試験

・就職してからは出世争い

と人間は常に競争にさらされています。

この競走では、勝ち負けがはっきりとしており、敗北することによって、自信をなくしたリ、やる気が削がれてしまうことは多いと思います。

そこで、今回はこの競争社会において、正しく競争をして、競争に苦しまないようにする方法をお伝えします。

競争と正しく向き合えれば、自分自身のエネルギーを自分が最も力を入れたいことに使えるようになるので、ぜひ最後までお楽しみください。

今回参考にしたのは、知っている方も多いと思いますが、草薙 龍瞬さんが書いた「反応しない練習」という本です。仏教の教えから現代を楽しく生きるヒントがたくさん載っていました。おススメの本なので気になる方は是非どうぞ!

では早速本題に参りましょう。

①競争との向き合い方

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まずは競争との向き合い方についてです。

競争との向き合い方には、一般的に次の二つがあげあられます。

①競争に参加し勝利を目指す
②競争から降りて違う生き方を目指す

これは、競争に「乗る」か「降りる」かという二者択一になっています。
しかし重要なのは「心の持ち方」なのです。

もっとわかりやすくいうと「どんな心で現実の中を生きていくか」ということです。

この考え方は「競争という現実を否定せず、むしろその中にいながら、自分はどんな心を保つのか考える」という発想です。

この発想に基づくと、第3の選択肢が出てきます。

それは「競争の中を違うモチベーションで生きる」というものです。

つまり「勝つ」という動機以外で競争社会を生きていくのです。

勝ちか負けるかという二者択一の価値観ではなく、別の価値観をもって競争社会を生きていくことです。

ではいったいどうやって「競争の中を別のモチベーションで生きる」ことを実践すればいいでしょう。

②-1具体的な競争との向き合い方

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ということで、ここからは具体的な競争との向き合い方について話します。
ここでは2ステップに分けて紹介します。

1stステップ:「競争という妄想ゲームから一旦降りる」

そもそも競争とは、自分や社会が生み出した妄想にすぎないという考え方ができます。

・良い大学に行かなければならない

・出世して偉くならないといけない

これは一体誰が決めたことでしょう?

実際に自分が「その大学に行きたい」とか「出世したい」と思っているなら良いのでしょう。

しかし多くの人は、親に言われたからとか、上司に言われたからといった理由で、受験競争や出世争いに参加しています。

たとえそこで勝利を収めたとしても、その時は嬉しいかもしれませんが、そのあと、本当に自分の満足のいく生活はできているでしょうか?

よくありがちな例としては、一生懸命勉強して狙った大学に入ったとしても、入学してからは、なんか思っていたのと違うと感じて、自分はなんでここにいるんだろうと感じる、といったことが挙げられます。

つまり自分が求めていた結果は、本当に欲しかったものではなく、ただの妄想に過ぎなかったということです。

この妄想に踊らされて、無理に競争に参加すると、勝利に拘ってしまい

・勝利してもなんか違うと感じる

・敗北すれば劣等感を感じる

ようになり、満足のいく結果にはつながらないと思います。

ここで大事なことは「競争という妄想ゲームから一度は降りて、その後に競争する必要があると感じたらまた乗ればいい」ということです。

妄想だけに踊らされて、無理に競争に参加していないかということを確認してほしいのです。また、乗らなくて良い競争とわかれば、その分の力を他の競争に活かせます。

このように、必要な競争が何かわかれば、そこに力を注ぐことに迷いがなくなります。また、必要な競争なので、結果だけでなく、その競争の過程でも得るものがあります。

長くなったので、まとめます。

競争の中を別のモチベーションで生きる方法の1stステップは「競争という妄想ゲームから一旦降りる」ということでした。

②-2具体的な競争との向き合い方

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では次に2ndステップに行きます。

2ndステップ:「競争の中に別のモチベーションを見つける」

ここでは、別のモチベーションの例として、ブッタが教える4つの人生の心構えを紹介します。

⑴慈しみの

⑵悲しみの

⑶喜びの

⑷捨てるの

慈しみとは「相手の幸せを願う心」、悲しみとは「相手の悲しみや苦しみをそのまま理解すること」、喜びとは「相手の喜び・楽しさをそのまま理解すること」、捨てるとは「自分の欲望や怒りを捨てること」です。

本書ではこれらの心を競争の中でのモチベーションにすることをお勧めしています。

つまり、自分の勝ち負けだけにこだわるのではなく、競争の中で他者の喜びに貢献したり、悲しみに共感したりすることをするのです。

そうすることで、勝ち負けに関係なく、競争で余計に苦しむことが減るはずです。

③Maru的補足

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ここまで競争への向き合い方について話してきました。

ここで私Maru的補足を加えていきます。

今回題材にしている競争ですが、人によって競争の活かしが結構違うなーと思っています。

競争することによって、

・モチベーションが上がり、負けたとしてもその悔しさをバネに次にどんどん進める人

・競争することによって、そもそも神経がすり減ってしまう人

・負けたら落ち込んでしまうし、勝っても負けた人のことを考えるとあまり良い気分にならない人

このように様々な人がいると思います。

これらの感情の違いは、自分の感じ方が大きな原因だと思います。

そこで、自分は競争に対して、どのような感情を抱くかといったことを理解して、競争を向き合っていけば良いと思います。

先ほども言いましたが、現代の社会を生きていく中で、競争はなかなか避けては通れない道です。

競争との向き合い方を知ることは、これから生活していく中で必ず役に立つと思うので、この記事を見終わったら5分間、自分は競争している時どんな感情になりやすいか紙に書きだして下さい!

今回は以上でございます! ではまた!!

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