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【2024年度版】最終確認!労働衛生コンサルタント口述試験で直前にチェックしておきたいポイント総まとめ

資格試験の受験あるあるだと思いますが、広範囲の勉強ですので、直前期になって「どこの分野を重点的に復習しようか分からなくなる」「どこか漏れはないか分かりづらい」と迷ってはおられませんでしょうか?

「全範囲の総ざらい」ができれば一番良いですが、それですと時間がかかりすぎますし、「どこが漏れているのか」というポイントを探す上では見逃しを生じやすいと思います。

そこで今回は、労働衛生コンサルタント口述試験対策の中で、特に「直前期にチェックしておきたいポイント」についてまとめてみたいと思います。最終チェックにぜひお役立ていただければと思います。

労働衛生一般の基本問題

労働衛生コンサルタント口述試験の分野としては、「労働衛生一般」と「健康管理」に分かれます。「労働衛生一般」で言いますと、基礎的ながら押さえておかないと面接官の心象が著しく悪くなる基本問題が多く存在しており、ぜひ答えられるようにしておきたいところです。

具体的には、
・労働衛生の3管理を答えよ。
・4S、5Sとは何か?
・リスクとハザードの違いとは何か?
・OSHMS、PDCAサイクルはどのようなものか?
・リスクの見積もりの方法としてはどのようなものがあるか?
・リスクアセスメントの手順について説明せよ。
・新規化学物質を取り扱うことになった際のリスクアセスメントはどのように実施すべきか?
・SDSとは何か説明せよ。
・IARCのがん分類について説明せよ。
・コントロールバンディングとは何か?
・量-反応関係と量-影響関係の違いについて説明せよ。
・呼吸用保護具の使用で注意すべきポイントは?
・作業環境測定はどのように実施すべきか?
・許容濃度と管理濃度の違いは?
・管理区分はどのように定められているか?
・健康診断の種類、健康診断実施後の措置は?

といった問題があります。「3管理」「リスクアセスメントの手順」「呼吸用保護具の使用」「許容濃度と管理濃度のそれぞれの定義」「管理区分」など、基本ながら「実際に答えることができるのか?」というところは一つ一つ確認をしておきたいところです。

なお、化学物質対策については筆記試験でも発がん性、リスクアセスメントを中心に出題されていますので、重点的にぜひ押さえておきたいところです。

健康管理の重要論点

「管理区分」としては、職業性疾病予防対策を中心にそれぞれの論点があり、中でも重要と考えられるのが、以下です。

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