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レノファ山口のパートナーが23年シーズンで始めた新しいアクティベーションとは?

こんにちは!「とくちゃれレノファ山口ぶちカツ!」チームリーダーの友村です。
レノファ山口のESG/SDGsパートナーである(株)トクヤマでスポーツの力で社会課題を解決し、新しい価値を生み出す活動をしています。

さて、23年シーズンもあっという間に終わってしまいました。
ちょうど23年シーズンの振り返りを書こうと思っていたところに、なんとnoteとのコラボ企画!

ということで、私からは、レノファ山口のESG/SDGsパートナーが23年シーズンから始めた新しいアクティベーションについて、書きたいと思います。

選手がパートナー企業の職場体験

Jリーグで実施している新人選手研修を兼ねて、弊社の工場での職場体験研修を実施しました。

研修を受けたのは、野寄選手と国本選手。
この日は、自分の職場でもある自家発電所のパトロール業務を体験してもらいました。

作業着、ヘルメット、安全帯も装着してもらい、自家発電所をパトロールしてもらいました。

やはり、さすがプロサッカー選手、高さ約60mの発電所の階段を上がりましたが、息一つ切れません。

発電所の屋上
弊社の陸上部員の藤井選手、レノファ山口 野寄選手、国本選手

そして、もう一つの企画は、弊社の社員で、フルタイムで仕事をしながら、陸上競技をトップレベルで続けている藤井選手との対談です。

竹クラーベを叩く
国本選手と野寄選手


この狙いは、フルタイムで仕事をしながら、業務終了後に練習をする弊社の藤井選手と対談することで、競技に専念できるプロ選手の恵まれた環境を感じてもらうというものでした。

まずは藤井選手から1日の生活の流れについて話をしました。やはり、仕事をしながら競技を続けるというのは大変です。そんな中で仕事と競技を両立している藤井選手の覚悟とプライドを感じさせる話でした。

そして、個人的に驚いたのが、これを受けてプロ選手の1日の流れの話をした野寄選手の話です。

「確かに、普段は、練習以外は、ほぼ自由時間。しかし、自分はプロとして、結果が出なければ、来シーズンの契約はない世界でやっている。結果が全てだ」というような内容の話をされました。

置きに行く回答なら、「仕事と競技を両立する大変さ、プロの環境が恵まれていることが
を知れた。頑張りたい。」というようなことを言うと思っていたら、野寄選手からもプロの覚悟とプライドを持った本気の回答が聞けて、大変印象に残り、私の方が勉強になりました。

そして、何とこの研修の直後の試合では、野寄選手がプロ初ゴールを決めてくれるという研修の効果?まで見せてくれ、個人的にも一気に野寄選手のファンになりました!

話はそれましたが、この職場体験は、地元テレビや新聞でも報道され、企業から見れば工場のイメージアップやブランディングになり効果的なアクティベーションになったと思います。

竹鳥居の必勝祈願ブースでお賽銭募金

昨シーズンから始めた竹の鳥居の必勝祈願ブース。今シーズンは、新しい取り組みとして、お賽銭募金を始めました。

これは、必勝祈願に来てくださるファン・サポーターさんから、祈願時にお賽銭を入れたいという声を頂いたことからはじめたものです。

お金をいただくことには、抵抗感があったのですが、毎試合ごとに選手の似顔絵を書いた千社札シールを日替わりで無料配布し、お賽銭は、募金として、チームに全額寄付することにしました。

このお賽銭募金は、試合を重ねるごとに定着していき、渡部社長も毎試合必勝祈願に来てくださいました。

必勝祈願する渡部社長


ファン・サポーターさんからは、「試合観戦前に必勝祈願ブースに行くことが習慣になりました!」と言ってくださる方や、お酒やお土産をお供物で提供してくださる方もいらっしゃいました。

アウェイサポーターの方も立ち寄ってくださり、「いい試合をしましょう!」と交流の場にもなりました。

試合に勝った時は、「おかげで勝ちました!」とお礼を言ってくださる方とのハイタッチは最高でした!自分達がブースを出し続けるモチベーションにもなりました。

私たちは、パートナーとして、レノファ山口が持つハブとして地域とつながる力を使わせてもらっています。この必勝祈願ブースが、ファン・サポーターさんの想いを選手やチームに届けるハブとしても機能することができ幸いでした。

最終的にお賽銭募金は、25万円も集まり、シーズン終了後の報告会で、渡部社長にお渡しさせていただきました。

その様子は、渡部社長もXでポストしてくださり、企業的に見れば、広告にもなりました。

ファン・サポータ、チーム、企業の3方良しの、新しいアクティベーションになったのではないでしょうか?

以上が、2023年シーズンに私たちが行った新しいアクティベーションです。

アクティベーションはチーム側も企業側も手間がかかり負担にはなりますが、効果的なアクティベーションを実施することで、企業がプロスポーツのパートナーになる価値は高まります。プロスポーツチームのパートナーを検討されている方の参考になれば幸いです。

最後にお知らせです。
23年12月7日(木)15:00ー18:00
「プロスポーツクラブをハブとした地域経済活性化セミナー
」が、経済産業省中国経済産業局・岡山理科大学の主催で開催され、「化学メーカーがレノファ山口のパートナーになって分かったこと」というテーマで、私から、今までの活動について事例紹介させていただきます。
無料WEBセミナーとなっておりますので、ぜひ、下記リンクからお申し込みください。





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