最近のこと 2021年7月

ドーモ、ゴブサタしています。マーズです。

なんか最近忙しいような忙しくないような気がしていて、めっきりnoteから離れていた。リハビリとして最近楽しんだ作品のこととか書く。


ENDER LILIES: Quietus of the Knights

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ENDER LILIES: Quietus of the Knights」はダークファンタジー2Dアクションゲームだ。死の雨が降り続く滅亡した国を、記憶を持たない白巫女の少女リリィが冒険する。一言で言えば、雰囲気とBGMが良いメトロイドヴァニアだ。リリィちゃんかわいい。

この「果ての国」は文字通り人っ子一人生きておらず、いるのは穢れた穢者(けもの)ばかり。穢者はもはや自我を持たず、生ある者を襲うだけの存在。主人公の少女は、唯一穢れを浄化できる白巫女の血筋の末裔。かわいい。

白巫女は死者の魂を呼び出し、己の代わりに戦わせることができる。つまり、ボスを倒して浄化すると、そのまま新しい武器(スキル)になるわけ。ロックマンだね!

ストーリーボスは全員が生前、主人公リリィまたは別の白巫女の関係者だったらしく、浄化とともにその記憶を垣間見る。この記憶と、ところどころにある手記から過去を推察させる見せ方が奥ゆかしくて好き。全貌が見えないもどかしさ、プレイヤーが自ら考え推測する楽しさを生み出している。

そしてゲームが進行するにつれて徐々に明らかになる、無慈悲で絶望的な現実と、人の業。それでも光る人間性の美しさ。しかし、それらはもう失われてしまっている。このゲームは喪失の美しさをこれでもかとばかりに描き出す。

その大きな助けとなっているのがBGMだ。とにかくBGMが良い。物悲しく美しいピアノの旋律がプレイヤーの心を鷲掴みにする。よかったらBGMだけでも聞いて欲しい。特に村のBGMが最高。

アクション部分も良質だ。ボスを倒すたびに手に入るスキルは、近接スキルや飛び道具など、様々な種類がある。スキルは3つセットで2セットあり、スキルセットを切り替えることができる。スキルの付け替えはレストポイントでしかできない。よってステージ攻略にどのスキルをどの組み合わせで持ち込むかを考える戦略的な楽しみもある。

そして敵が強いので歯ごたえがある。ボスはもちろんのこと、道中の敵も攻撃力が高く、囲まれるとあっという間にやられてしまう。

また、探索もやり応えがある。まずマップが広く、入るまで見えない隠し部屋がところどころにある。そしてメインボスを倒すたびに新しい移動手段が手に入り、行ける場所が増えるが、それでも相当頑張らないと取れないアイテムなどがあり、パズルのようだ。

この作品はダークソウルの影響を強く受けており、意図的なリスペクトも見られる。歯ごたえのある戦闘や、生者のいない暗い世界などもそうだが、白巫女を崇める宗教の名前が「白教」だったり、穢者がどう見ても亡者だったり(不死者もいるし、不死者がやがて穢者になる)といった点だ。なお多分ソルト&サンクチュアリの影響もあるだろうが、そちらは未プレイなのでわからない。

価格もsteamで2000円ちょいなのでお買い得だ。このボリュームならフルプライスでも遜色ないだろう。合わせてOSTも買うといいぞ。


映画のこと

夏といえば映画だ。俺もゴジラvsコングとモータルコンバットを見たぞ。どちらもめちゃくちゃ面白くて元気になった。

ゴジラvsコングだが、メカゴジラがとにかくかっこよかったのである。「ウオーパンチがプラズマだ!ジプシーみたい!」「ウオーブースト起動かっけー!ACの短距離OBみたい!」という感想だ。

正直言うと、俺が興奮したのはメカゴジラが起動してからで、正直地下空洞でコングが玉座に座るあたりは半分寝てた。考えてみればパシリムも怪獣映画ではなくロボット映画として楽しんでいたし、自分がロボット大好きであることを再認識した。パシリム見たくなった。

モータルコンバットは超面白かった。原作知らないけど、全く問題なく楽しめるようになっていて、それでいて原作への愛に溢れた丁寧な作品。

一番興奮したのが、スコーピオン復活とともにテーマ曲がちょっとだけ流れるあのシーン!興奮のあまり立ち上がりそうになったし、笑ってしまった。興奮して笑うことってあるんだなあ。

その後のスコーピオンvsサブゼロの対決もアツかった。スコーピオンが火を吹くところは「そうきたかあ~」ってなった。確かにメンポ取る必要あるわ。冒頭のハンゾウvsビハンもアクションがすごくて大変よかった。「牙狼」も好きなんだけど、VFXではなく生身のアクションが好き。人体が極めて効率的に動いてるのはそれだけでエンタメ。もう日本で公開終了してしまったのはあまりにも惜しい。復活してくれ~。

ところでモータルコンバットといえばニンジャであり、ニンジャスレイヤーに見られるようなアメリカのあのニンジャ像自体、モータルコンバットによって作られたらしい。実際あの金属製メンポをして頭巾を被ったニンジャの姿は忍殺のニンジャそのものだし、サブゼロなんか初期の忍殺アカウントのアイコンそのものだった。初期の名鑑にあった色違いニンジャトイのやつもモータルコンバット由来なのかな?

閃光のハサウェイも見ましたよ。クオリティがすごいですね。ニュータイプ的な会話の流れの描き方がめちゃくちゃうまい。言葉より先に先に思考が伝わってきたりね。あの三人の不思議な関係とか、ミンダナオ島の湿度の高そうな感じとか。

あとMSがすげえかっこいいんだ。あの時代ってF91の前なのでMSが大型化してて、一年戦争のころと比べると目方が倍くらいありそうだけど、原作のデザイン画の時点でめちゃくちゃかっこよかったよね。そんなのが高解像度で動くんだからそりゃかっこいいわ。

あと市街戦に巻き込まれるとこね。MSが巨大な殺人兵器だという事実をわからされた。ツダケンだし、ケネスは馬乗ってるし(?)、最高。クスィー回収するところもね。あんなん王道じゃん最高かよ。


メガネを買った

去年1月に新しいメガネを買ったんだけど、それ以来どうも目が疲れるようになって、医者にかかったらメガネが合ってないとのこと。PCやスマホを使うときの距離とメガネ使用時の焦点距離が離れていて、焦点距離が遠いらしい。

そういうわけで、新しく近距離用メガネを買った。そこそこの出費になってしまったが、QOLを上げるためなら安いものよ。メガネ二丁持ちは初めてだが、目が全然疲れなくなった。時折忘れてしまうのが玉に傷。

眼精疲労ってマジで辛くて、ひどいときは何もできずに呻くしかできなくなる。しかも酒飲んだ後になぜか悪化するので、休日に深酒すると翌日が丸々潰れたりする。それで下手すると有給使うはめになったりして、本当にダメだった。今ではもうそんなことないよ!


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