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20パーセントルールならぬ温泉ハッカソンルール

初めての投稿だ。日々の生活で経験したこと(主に仕事関連になると思う)の感想を、ゆる〜く綴ってみることにした。

SkyWayチームは、3ヶ月に1回、1泊2日のハッカソン※をしている。場所は温泉旅館を使うことが多い。

ソフトウェアエンジニアは「時間があったら作りたいものリスト」「時間があったら勉強したいことリスト」を持っているはず。でも、リストに取り組む時間はなかなか来ない。そのためのまとまった時間を作りたいと思っている。

Googleには、業務時間の20%は好きなことをしてよいという「20%ルール」がある。この制度に倣って、20%ルールを定めたとしても、メインの仕事を抱えながら、サブプロジェクトのための時間を毎日2時間とか週に1日とか捻出し続けるのは難しい。オフィスにいると話しかけられたり電話がかかってきたりと、何かと割り込みが多いという問題もある。

温泉に行けば、普段の仕事を忘れられるし、メールや電話を無視してしまえば邪魔も入らない。風呂につかれば肩こりがほぐれるので、長時間のプログラミングもはかどる。オフィス以外の場所(できれば温泉)で缶詰になるメリットはいろいろある。

3か月のうち1泊2日は、時間に換算すると約3%になるから、3%ルールみたいなものだ。Googleと比べるとささやかだけど、「作りたいものリスト」に取り組む時間が必ず3ヶ月に一度やってくる、なかなか良い仕組みだ。

ハッカソンにルールは特に定めていない。とにかく自由にやっている。何を作るかは自由。働く時間も自由。チームも自由。一人で取り組んでもいいし、誰かと組んでもOK。参加する/しないも自由。普段の仕事から離れた自由な環境で、何かに没頭している。

最後に細かい話。大企業ハック的としては、なるべく社内の出張システムの申請だけ済むような宿を選んで、個別契約をするための事務処理の時間を節約している。SkyWayチームは、小さいお子さんがいるなどの理由で日帰りを好む人もいるので、東京から1時間半程度の宿を利用することが多い。今のところ常宿は、山喜旅館マホロバ・マインズ三浦だ。

20%ルールの導入が難しければ、温泉ハッカソンルールなどオリジナルな方法を考えよう

※ハック+マラソン=ハッカソン。プログラミングを長距離走的に楽しむこと。SkyWayチームの場合は、開発合宿とだいたい同じ意味。

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