eポートフォリオとGoogle for Education

2020年の大学入試からeポートフォリオの利用が始まるということで、2018年の4月に入学した生徒たちといっしょに、学校生活のさまざまな場面でデジタルでメモを残す活動を始めた。こうした記録を残す習慣が日常になれば、プロセスと振り返りが残り、自分の成長を意識する機会が増える。

4月になり、JePの具体的な項目が示された。評価しやすい部分を正確にという方向性が強く非常に細かい。また大学も高校も2020年に間に合わせるのが容易ではない状況ではと感じる。

しかし、これからの社会を生きていく人にとって、自分の活動を自分の言葉で記録し、必要に応じて他人にそれを説明する力は欠かせない。簡単に点数化や順位つけができない文章の塊も、AIが特徴を分析することは数年先には実用になるのかもしれない。そう遠くない未来の就職活動では、書類選考から実際に面接する人を選ぶ作業をAIが行うようになるのかもと想像している。

こうした時代が来るとしたら、形式を整えたりテンプレートで対応する文章指導はAIからは似たような文章がある特徴のないものとして判断されてしまうのではないだろうか。

ノウハウだけでは太刀打ちできない。日常的に自分をどう出すかを経験を繰り返している必要がある。そして、自分と教員の間で文章をやりとりするだけでなく、振り返りをクラスメンバーで共有し、同じ時間を過ごした他人の書きぶりを見ながら、学んでいくことが重要なのではないか。

日常的に自分の言葉で自分を紡ぐためには、それを見て感じ行動する仲間が必要である。高校でGoogle for Educationのクラスルームを使って、学びを共有することは、こうした活動につながるのではないかと考えている。

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