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ドバイ交通局が資産審査にロスチャイルド&カンパニーを指名、関係者が語る

[ドバイ、7日 ロイター] - ドバイ道路交通局(RTA)は、資産の戦略的見直しに関する助言者としてロスチャイルド・アンド・カンパニー(ROTH.PA)を選定したと、この問題に近い2人の関係筋が木曜日に明らかにした。

この問題は非公開であるため匿名を避けた関係筋によると、運輸規制当局はドバイ・タクシー社とその公共駐車場事業の新規株式公開を検討しているという。

RTAとロスチャイルド商会はコメントの要請にすぐには応じなかった。

同当局は昨年、有料道路事業サリク(SALIK.DU)の株式公開売却で10億ドルを調達し、株式24.9%の取得として500億ドルの注文を集めた。

ドバイは昨年、株式市場の活動を促進するために国営企業10社を上場させるという政府の民営化計画に後押しされ、5件のIPOで85億ドル近くを調達した。

将来のIPO候補には、エネルギー会社ENOCや空港サービスプロバイダーのdnataなどが含まれる可能性がある。

ロイター通信は6月、RTAが大手銀行に対し、タクシー事業のIPOの可能性を含む資産の戦略的見直しにおける助言的役割を売り込むよう招待したと報じた。

当局はまた、公共駐車場資産と、乗客が首長国中の公共交通機関の料金を支払うために使用するノルカードに関する潜在的な選択肢も検討していた。

ディールロジックのデータによると、この地域の企業は昨年、IPOを通じて219億ドルを調達したが、これはヨーロッパ、中東、アフリカ地域全体の半分以上に相当する。