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「青の帰り道」

「青の帰り道」とは、藤井道人監督作品で真野恵里菜主演の2018年公開の映画の事です。

今日はこの映画の話をしたいと思いました。

母親に「横浜流星が出ていて、東京で初日舞台挨拶があるからついてきて欲しい。あんたがよく言ってる戸塚純貴もその映画に出てるから」

と言われて観に行ったのがきっかけ。

正直、興味無かったし予告も見た事無かったし「ただの青春映画だから」って聞いていたのと、ポスターは7人が自転車乗って笑ってるだけ。

「(つまんなそ〜…結局恋愛映画とかなんかだろ)」って思ってた。会場はアップリンク渋谷。



⚠︎ここから先ネタバレありです。




………結果、エンドロール終了まで大号泣。

鑑賞途中から「(…え、これ青春映画というよりドキュメンタリーというかやけにリアルというか……)」って思ってた。

7人それぞれの高校生から大学生、社会人になってく様を描いた映画。

その中でも私が1番共感したのが「タツオ」という高校生の時は主人公カナと音楽をやっていて、大学浪人生の人物。

親にギターを捨てられそう(?)になったり、やりたい事や夢を見させないあたり、私の親そっくりでびっくりしたくらい。

そんな中、タツオを除いた6人は大学生活を謳歌してたり子供が産まれたり上京して活躍してたり…

タツオが高校生の頃に撮った写真を見ているシーン。花火したり歌を歌ったりしてる写真。

「(あぁ、タツオはこの時に戻りたいって思ってるんだろうなぁ…楽しかったあの頃に。みんなは前に進んで生きているのに自分だけ置いていかれている気がして……)」

当時、私も痛いくらい同じ事を思ってて。タツオと同じく写真見返したりしてた。みんなは大学生活謳歌してて遊びに行ってたりして。でも自分は妥協でやりたいと思っていた仕事ではない所で働いていて、同期も辞めていって誰1人居ない。遊ぶ相手も居ない。あぁ楽しかったあの頃に戻りたいって。

そんな事を観ながら思っていたら次のシーン。

まさかのタツオのお葬式シーン。

「(えっ……タツオ……?)」

タツオは自ら死を選んだ。私と似ている境遇のタツオが生きたらどんな人になるのかって気になってた部分もあったし痛いくらい共感ができた唯一の人物だったから生きていて欲しかった。そんな気持ちが混ざりに混ざって大号泣。

号泣しすぎてそのシーン以降なんて観てられない。だってメンタルと涙腺が崩壊してるから。

隣に座っていた女性の方へ。嗚咽出して泣いてて本当にすみませんでした(反省)

ずっと胸が痛かった。今までに見た事ない、共感しかない人物だったのに。タツオォ……

DVDを買っていざフル再生!と思って観たけどダメだった。同じシーンで大号泣して停止ボタン。未だに見れていませんすみません。

映画終了後、舞台挨拶。監督の藤井道人さんと原案のおかもとまりさんが登壇してた。

でも申し訳ない程に内容覚えてない。

EDはamazarashiの「たられば」。

あの曲めちゃくちゃ神曲ですよね。普通に聞いてても泣くレベル。エンドロールでも涙腺崩壊が止まらなかった。

終演後、映画館を出ようと思ったら出口に監督とおかもとさんが立ってた。

母親が真っ先におかもとさんに近づいて話しかけに行ったから追いかけた。

おかもとさんが「ありがとうございます」って言ってくれてた時に私を見るなり「目が真っ赤…大丈夫?」って。恥ずかしかった。笑

帰りに母親に「見せたかったんだ〜。ついてきてくれてありがとうね、ところで7人の中で誰の人生が1番共感出来た?」って言われた。

即答で「タツオ。タツオしかありえん。」

って言ったら「えぇ……」って言われた。

思い出して泣きかけた私を気にかけたんだろう母親が「よし。明るい映画を見直しに行くか!」

と言われて連れてかれた映画は

私が大好きな浅香航大が出ている「チア男子」でした。(横浜流星も出てる)

青の帰り道。まだ半分しか見れてないけどいつの日か。フル再生で観れるくらいの人間になりたいなぁと思ってnoteに書くことにしました。

amazarashiってなんであんなに良い曲ばっかり……秋田さん……(泣)

私がもしこの世から消えれたら葬式で

amazarashiの「エンディングテーマ」と「僕が死のうと思ったのは」を流して欲しいなと毎度の如く思っているんです(爆笑)

……………………あ、以上です。

ここまで読んでくださりありがとうございました






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