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はちべいポエム35

人間は一生の中で、仕事と睡眠にたくさんの時間を費やします
食事や睡眠でからだを作り、仕事をするために生きていると言っても
過言ではないでしょう
たしかに仕事をしなければ生活ができません
しかし、仕事で辛い思いをしているひとも少なくはありません
仕事は夢をかなえる場所でしょうか
夢とはかけ離れた仕事をしているひとも多いのではないかと思います
では、仕事とはいったい何なのか
そんなこと考えたこともないと思います
けれども大きな広い視野で仕事というものを考えてみると、自分の成している意味や役割を通して違う見方ができると思います
仕事場を見渡してみてください
つぎの2パターンの人たちが見えるでしょう
ただがむしゃらにお金を稼ぐことだけを考えている人
自分の生活するためのお金を稼ぐために来ているのだから
ほかのひとのことなんか、いちいち考えてられないわという考え
自分が楽して稼げるのならば、ひとを利用するのも問題なし
自分の立場が不利にならないように居場所つくりにも余念がない
②社会のなかで自分の役割を理解しているひと
お金を稼ぐために来ているのだからと割り切りがしっかりとできている
自分が有利に立ったり、自分の居場所を作ったり、自分の権利や主張をせずに周りとうまくやって仕事することだけを考える
大きくこのふたつのひとがいると思います
 
動物は、その日の食事を競争して奪い合います
ただがむしゃらにお金を稼ぐことだけを考えている人は、
動物に近いようです
人間は、奪い合うと強盗になりますね
ただがむしゃらにお金を稼ぐことだけを考えている人は、自己保身を考えて多少の知恵は使うようです(あからさまですけれどね)
ひとの感情に訴えることが、一番あたまを使わずに相手にダメージをあたえることが出来るというずるさは持ち合わせているようです
 
そもそも1日の中で仕事をするとはどんなことなのか
ひとのしている仕事というのは

1.ひとつの限られた別の仕事をそれぞれがすることで
その恩恵がお金を払うことで誰でも受けることが出来るという
社会の大きな流れと仕組みのなかでの役割を個人が成している

2.仕事を決して楽ではない環境の中で続けることで、ひととしての
成長を教えていただいている場所である

3.もちろん自分が暮らすための生活費を稼ぎ、税金を納め、家族を
養い支えるための場所である
 
ちょっとだけ考えてほしいのです
わたしたちのしている仕事というのは生活を支える手段であって、生活そのものではない
大切なひとたちを支えるための生活に必要なお金を稼ぐ場であって、自分の人生にとって忍耐の場であっても大事な場ではない
どうしてもそんなふうに考えますし、実際そうなので体を壊してまでその仕事場に居続けるのは、まったく意味のないことです
けれども長い時間を拘束される場なのです
どうして ??
 
ひとはひとりで生まれてきました
やがて、大切なひとたちに囲まれて暮らすことになります
しかし、いずれまたひとりでこの世を去っていくことになります
人間は、ひとに囲まれていてもひとりを意識できるひとが他人にやさしく
できて、謙虚で冷静でいられるひとです
 
仕事場とはお金を稼ぎながら、ひととしての成長をする場を神様からひとりひとりに与えられたものではないでしょうか
でなければ理不尽すぎます
2パターンのただがむしゃらにお金を稼ぐことだけを考えている人は
あなたの人生に必要な脇役みたいなひとなのですよ(めちゃくちゃリアルな)
 
どうでしょう、神様が作った人間独自のこのシステムに多少チャレンジしてみようかと思えますか
仕事に対する考え方が少しでも意味のある良いものに変わってきたでしょうか
もっと仕事ということを広く大きくとらえ、自分の人生を冷静に見つめてほしいのです