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はちべいポエム12

ひとには二つのタイプがあると思う
1. たえず自分のことを考えて、自分のことが一番で生きているひと
2. 自分のためだと案外いい加減で、好きなひとのためだと頑張れるひと
1のひとは、損得をわりと考えやすく人によって態度を変えやすい
2のひとは、ときに迷い苦しむことが多く、やさしい立ち振る舞いで相手に   つい譲ってしまう
1のひとの強さとは、自分に何か不利になる出来事や損得の絡む相手の機嫌  を損ねるとすごく落ち込んだりするが、図々しさを強いと勘違いしている
2のひとの方が基本的に悩み落ち込むことは多い。しかし、ひとが困ってい  るとなると自分のこと以上に力が湧いてそのひとの本当の強さが出てくる
だから勘違いしないでほしい
強さとは何なのかを
自分が単に図々しいのか、本当の強さを兼ね備えているのかということを
1のひとは自分が案外打たれ強く強いと勘違いしているふしがある
2のひとは自分が不安定で迷いやすく弱いと勘違いしているふしがある
自分勝手な人が強いのではない
迷う人が弱いのではない
強い正義とは、自分だけの正義の刀をふところに収めたひとのことを言う
そこにひとを想う意志(志し)がなければ、本当に強いとは言えない
どちらも否定するものではない
なぜならば、そのひとの人生価値だからだ
しかし、1のひとは2のひとをうまく利用してはいけない
1の人同士で楽しくやっていけばいい
2のひとは誰にでも同じ対応をすればより悩むことになる
自分がしてあげる相手を選ばなければいけない
その智慧を養わなければいけない