この数字が何を指すか それはこの1年間で増えた体重だ 愛くるしい私の体積が増えてしまった。 それはいいが、非常に困っている。 服がキツいという実害がでているのだ。 私はあまり服に興味がないため、そこにお金をかけたくない。 だが、このままでは着れなくなってしまう。 それに加え、食費がめちゃくちゃかかる。 このままでは破産してしまう。 金欠の理由が食費だという事実が 食べるために生きてると言っても過言ではない程、私は食べることが大好きだ。 食事制限はしたくな
私は記憶がある頃からずっと夜型人間だ。 特に幼少期は家族全員が寝ても、自分だけは上手く眠れない。 当時は家族で川の字になって寝ていたので、いくら眠れなくても睡眠から逃げることができなかった。 取り残されたような気分になって、苦しかった記憶がある。 ただ例外があり、祖母の家に泊まりに行った時だけは深夜にテレビを見ることができた。 というのも、これは母親が別の部屋で無限に祖母と話していたからバレなかっただけである。 あのときに見た実写の「山田くんと七人の魔女」は今でも
よく小学生の頃の恋愛は、今思うとあれは恋じゃなかったみたいな話を聞く。 私は違う。 今までの人生の中で小学生の時の初恋こそ、 ちゃんと恋をしていた。 外見とかステータスとか気にすることもなく、 無条件に相手を好きだった。 小学4年生の時の話。 彼とは同じクラス、同じ出席番号なので初期の座席が隣だった。 クラス替えは2年おきだった為、去年から同じクラス。 これほどまでに接点があったのにも関わらず、 彼と仲良くなったのは4年生の後半で、 席替えで隣の席になった
私は彼女を人として尊敬していると同時にずっと憧れている。 彼女を想う私のこの感情は”推し”に近いかもしれない。 彼女と私は年が近いのだが、私よりも後に生まれてきた。 それなのに、生まれながらにして生き方を理解しているようだった。 自分の欲に素直な私に反して、誰かの為に譲ってあげる平和主義な彼女。 幼稚園のお遊戯会のとき 私は役の名前の響きが可愛いという理由で、自分の好きな役を選んだ。 その役は人気で定員をオーバーしてしまったのでじゃんけんで決めることになった。
『うわぁ、嫌いなタイプだ。ほんと無理。』 これが私が感じた彼の第一印象だ。 この時は思いもしなかった。 この出会いによって私が救われることになるとは。 数年前の4月、高校3年生になった私は、出席日数を稼ぐためだけに学校に登校した。 この日は始業式だった。 日差しがうざく感じるくらい天気のいい日だった。 当時の私は、いわゆる不登校で学校にほとんど通ってなかった。 そのため、友達がおらず、みんながクラス替えやらで楽しそうにはしゃいでる中、ひとり気が乗らないでいた。