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第77回 弥生時代・中編

あの三国志と同じ時代!

弥生時代、大陸の中国は
様々なコンテンツで見聞きする
三国志の時代でした。

その三国の中でも、魏という国によって
記された、魏志倭人伝
という貴重な3世紀頃の
弥生時代を伝える文献が残っています。

そこには、現在でもその所在は
判明しない
ものの、確実に存在はしていた
弥生時代の有名な国
邪馬台国の事を
垣間見る事が出来ます。


それを治める、それこそ有名な女王は
その名も、卑弥呼! 1000人の召使いに
身の周りの世話をさせたと記されています。

彼女は占いや呪いが得意で
天候を予想したり、豊作や戦の
勝利を祈った
りして
人々の心を掴んでいったようです。

かなりの年齢になっても、夫はなく
その弟が国の統治を輔佐
し、王位に即いて以来
彼女に目通りした者は殆どいない
とされる
ミステリアスな面もあるようです。

有名な肖像画が有りますが、その容姿は
渡来系弥生人ですから、面長で、顔全体は
起伏少なく柳の葉のように眉細く薄く
目は一重まぶたで鼻筋とおり唇薄く
耳たぶ小さく
・・・云々と言った一説も
伝わっている? そうです。

卑弥呼が治める邪馬台国は、争いを続ける
国々の一つでした
が、西暦239年、当時
中国で勢いのあった魏へ使いを送り

使いのお礼として魏の皇帝、曹叡から
日本の王を意味する親魏倭王の称号を与えられ

さらに銅で作られた鏡、銅鏡をもらいます。

魏の皇帝、曹叡は、国中の人に鏡を示し
魏が後ろ盾にあることを知らせなさい

言ったとされます。

日本神話に登場する天照大神とは
彼女の事だった
のでは?
なんていう話も聞いた事があります!

同書によりますと、惜しくも亡くなられたのが
西暦247年
、少女時代に女王になった年代から
数えてみると、少なくとも80歳前後まで
長生きをしていた
事になり、弥生時代にして
中々の大往生
だったんですね!
(殺害されたという説も・・・。)

次回は、卑弥呼亡き後、弥生時代の最終章
相成ります、お楽しみに!
(有難う御座いました、音量にご注意ください!)

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