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兵庫県小野市 白雲谷温泉ゆぴか 評価★☆☆☆☆

1月下旬、極上のサウナを求めるべく、今日足を運んだのは兵庫県小野市に位置する『白雲谷温泉ゆぴか』
料金 大人1人700円 と少しお手頃な価格帯。
土日祝はどこの温浴施設も大混雑が約束されているため、あたりまえに平日来店。施設の雰囲気は悪くない。清掃が行き届いており、汚いと感じる要素はほとんどない。設備自体も新しいわけではないが、古臭さを全く感じない。
だが脱衣所に一歩足を踏み入れ、私は一発で絶望した。そこに広がる景色は、声のデカい老人の群れ。もうすでにととのう気がしない。このパターンに出会した時に毎回思うが、なぜこいつらは皆顔見知りなのだろうか。話を聞く限り、この温泉施設の常連客達なのだろうが、こいつらの家に風呂はないのか。そんな苛立ちを抱えながら、浴室にIN。案の定中も老人達で溢れかえっているが、
気にせずサウナに直行。扉を開けて中を覗くと、サウナ室にも老人達が隙もなく鎮座。この時点で既に最低評価を叩き出しているが、1番大事なのはサウナの質だ。扉から1番遠い端の上段が空いたのでそこに鎮座する。まず、温度がぬるすぎる。サウナ室はそこそこ広いが、ジジイの出入りが激しい為、温度の向上が見込めない。1番奥であっても外の冷たい空気が飛んでくる。いつになれば汗をかけるのか。そして、サウナ室に長く居座るための頼みの綱のテレビが無い。正面には外の景色が見えるよう大きな窓が。景色なんかどれだけ綺麗であろうと、持って5分だろ。この最悪のサウナ室に根性だけでどれだけ長く居れば良いのだろうか。正直3分経ったくらいから早く出たくて仕方がなかったが、初撃を棒に振るわけにはいかない。そうしてぬるま屋で20分気合いで耐え抜き、程よく発汗もした。ジジイ達を掻き分けながら退室し、水風呂にIN。サウナ室がぬるかったとはいえ20分密閉されていたので、流石に開放的で爽快感のある水風呂だった。そして椅子はよくある平たいリクライニングチェア。よろけながら体を椅子に投げ入れ脱力。劣悪な環境の中、自分のポテンシャルのみでととのう。このまま2セット3セット行きたいところだが、またあそこに20分と考えるとあまりにもコスパが悪すぎる。そうして悶々としながらサウナ室を後にした。露天風呂も占拠されているので、諦めてシャワーを浴びて退室。あまりにも終わっていた。もうここにくることは断じてないだろう。低価格のリスクを最大限に発揮してきた施設に出会ったのはここが初めてだ。やはり温泉選びは慎重に行うとしよう。
まあどうせハズレを引く時は引くのであろうが。

以上

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