ドラゴントレーニング恋愛編11

4回目の婚活パーティ参加。
前回マッチングしなかったのと、その日の気乗りしなくて、
暑いのか寒いのかわからず、服装も決まらないし。
サボろうかなと思い始めていた。

が、まあ行ってみるか…と。
重い腰を上げて、街中にあるパーティ会場へ。

前回と会場は同じ。
狭い半個室で、一人一人と8分くらい話をする。
女性参加者の方が今回は多くらしく、
男女比6:8

疲れも残っていたので、8人と話さないといけないと思うとすこし気が重い。

その時は気付いていなかったのだが、
今回は女性参加者の方が余っている=サクラはいない。
と考えるのが妥当だろう。

いつも思うのだが、いきなり異性と相席になるシステムがよく理解できない。
ビルの事務所の空間は限られているとはいえ、会場に入った途端、いきなり緊張のなかで準備をしなければならない。
自分のLINE IDを数枚のカードに書く作業も、あんまり異性には見られたくない。
水分を取るのも気を使う。

ただ、同室の人とは、居るあいだは居るだけいくらでも話すチャンスはあるので。


全体へのアナウンスが行われている時以外は、
できるだけ喋るようにした。

その同室の人は
体型がぽっちゃりの人だったので、あんまり興味は湧かなかったのだが、
よくみると前回も参加した人だった。
名前もうろ覚えだったが聞き覚えがあった。
確か前回は第3希望ぐらいにはしたはず。


(基本、自分は競争率が低い、サクラではない人を選んでいる)


話はしやすいし、茶目っ気があって面白い。会話が飽きない。

唯一趣味が相手はゲーマーでアニメ好きの私とは似ているようで趣味は違う。
同じオタクと言っても、ゲーム中心の人もいるし、アニメ漫画中心の人もいる。

パーティ開始。女性がいる個室に男性が移動する形式。

今回も声が小さくて聞き返されることはあったのだが、
前に言われた、緊張すると早口になるとこは極力気をつけて、
ゆっくり話すことにした。

なんというか、共通の話題とか、話の内容とか。
そんなことよりも相手の会話のペースに合わせて話かできるか、ということが、
思っていたよりもめちゃめちゃ大事なことなのだと痛感した。

相手の話をしっかり聞かなければ、相手の感情や心の動きや雰囲気を感じなければ、
もし本当に付き合えたとしても、
お互いに心地よい関係など築けないのは当然。

話すことがすらすらと得意な人もいれば、私のようにコミュ障な人もいる。
異性に慣れている人もいれば、多分男性と付き合ったっことのない人もいただろう。

基本ルックスがいい人や、おしゃれやアクセサリーに気を使っている人は
彼氏ができない訳がないので、最初からサクラだと目星をつけて、
気を抜いて接していた。

が、そういう人ほど話題をあちらから振ってくれるので、自然と気持ちよく話せてしまう。
だからなんとなく仲良くなった気持ちになっていたが。

相手からすれば、冷たくて雑な対応をする人みたいに感じただろうけど。


そして今回、参加者が女性の方が多いので、サクラはいないはずである。
ということは、ルックスがいい人に塩対応で接してしまったという、
ミスに気づくのである。

まあ、たいした会話力がない奴が、本気になっても、手を抜いても。
ロクな好印象は得られないだろうから。
気にしない方がリラックスしていい感じに話せたかもしれないので
良しとする。はい。


結果は、
最初から同じ部屋にいた人と、冗談を言いあいながら喋っていて
楽しかったし、それほど他の人で印象に残る人がいなかったし、
その人を半分同室になったよしみで、第2希望にしていたのだが
見事にその人とマッチングしてしまった。

まあ、誰ともマッチングしないよりはマシ。
と思ってその後コメダでお茶する。
今までの失敗を思い出して、いきなりは手を繋がずに、軽くお喋りしただけ。
まあ相手の話のノリに合わせて、どうでもいい話題がほとんどだったが。
次会う日にちと時間だけ決めて。早めに切り上げて別れた。

しかし、世の男は大抵外見で選ぶだろうけど、私も体型が好みでないと、
異性として見れない奴なので。
でも、その時はすごく可愛く感じたのよね。
愛嬌がいいというか。笑顔がいいというか。
会話した疲れで脳が疲れ切ってしまったのか。
何かが焼き切れたのかもしれないが。

外見がどうあれ、誰かに認められる人間になることが
多分重要なことのように思える。
世帯をもって、子供を作って。
それが出来る人と、出来ない人がいるとしたら、
自分は後者の方へ近づきたい。

パーティの次の日。
そんなことを思っていながら、今日これを書いていました。

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