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埼玉/鴻巣 ポピー・ハッピースクエア

撮影日:2021.05.23

皆さん、ごきげんよう。

5月も終わりに近づきましたが、いかがお過ごしですか。気温も高くなり、過ごしやすい季節になりましたね。でも、あっという間に梅雨の時期が迫って来る気配を感じる今日この頃。昨年は梅雨が長く続いたのを思い出します。今年はサックと終わって欲しいものです。(梅雨の後の猛暑も、それはそれで厳しいですが。)

さて、今回も緊急事態宣言中ということで、撮影スポットを探すのに苦労しました。あまり人が多く集まらないところで、かつ、クローズしていないところ...。見つかったのは、埼玉県鴻巣市にあるポピー・ハッピースクエアです。日本一広いポピー畑で、運が良ければ富士山も拝めるとのこと。最寄駅はJR高崎線の鴻巣駅で、大宮駅から20分ほどです。駅の西口から出ているバス(フラワー号バス馬室コース)に乗り、「給食センター前」下車徒歩5分です。日曜はバスの本数が少ないので、時間には注意が必要です。ただ、歩いても30分弱なので、バスを逃してしまったとしてもどうにかなりそうです。​

バスを降りて道を渡り、墓地の横の道を下っていくと、すぐにポピー畑が目に入ります。赤、白、ピンクのポピーが見渡す限り咲いていて、別世界に来たような気分になります。また、風に揺れるポピーを見ていると、現実を忘れてしまうほどです。

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この日は本当にお天気が良く、歩いていると暑くなるくらいでした。思ったよりも人出は多かったですが、ポピー畑はかなり広いので、ソーシャルディスタンスは充分に保てますし、離れたところで一人、写真撮影に没頭することもできました。

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周辺には麦や米を栽培している区画もあり、その中にぽつんとポピーが咲いているのを見かけました。鳥がタネを落としたのでしょうか。海外に来たような気分になりましたし、写真の構図を考える点では、ぽつんと一輪咲いている方がいい雰囲気を表現しやすいと思いました。

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定番のポピーの他にはパープルの品種もあり、こちらもまた別の雰囲気を堪能できました。ぽつりとある白い花がなんとも言えない風情を作り出していました。

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こちらの色合いもいいですね。オレンジが入ると暖かい印象になります。

こちらのポピー畑では、5月23日(日)までポピー祭りが開催されていました。一部のスペースに食べ物の屋台が出ており、軽食などを楽しむことができるようでした。また、ステージも設置されており、地元のアーティストの方がバラード曲を披露していました。ステージから離れたところでも歌声が聞こえてきて、一面に広がるポピーを見ながら穏やかな休日を過ごすことができました。

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ところで、ポピーといえば私はANZAC DAY(アンザック・デー)のことを思い出すのですが、皆さんはANZAC DAYをご存知でしょうか。

ANZACとは、Australia and New Zealand Army Crops=オーストラリア・ニュージーランド連合軍のことを指します。第一次世界大戦中の1915年4月25日にアンザック軍がオスマン帝国(現・トルコ)のガリポリに上陸し、その後多くの兵士が命を落としたことから、4月25日を戦没者追悼の日=ANZAC DAYとしています。

ANZAC DAYが近づくと、赤いポピーを模したワッペンを付けている人が増えてきます。テレビのアナウンサーなども付けていたと思います。また、アンザック・クッキーというものも販売されています。

私の記憶だけでは不安だったので、Down Under オーストラリアさんのブログ記事を参考にさせていただきました。ANZAC DAYと日本に関連する歴史についても詳しく記載されていますので、よかったら飛んでみてください。

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さて、話はポピー畑に戻って...。よく見ると枯れている個体もあるようでしたが、もうしばらくはこの景色を楽しめるのではないかと思います。気になった方は、ぜひ訪れてみてください。素敵な休日になること間違いなしです。

それでは、また次の投稿でお会いしましょう。


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