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【ポケカ】Expanded Post vol,3 カイリューに抗う者達【エクストラ】

初めましての方ははじめまして、ろし(@roshisyu15)と申します。記事を読んでいただきありがとうございます。
今回で3回目となるExpanded Postですが、ちょうどエクストラの日が開催されるという噂が流れており、日本でもエクストラレギュレーションに関して盛り上がっているところです。
今回も前回に引き続き環境を追っていきたいと思います。

環境の覇者、揺るがず

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Vol1で紹介しました3神カイリュークワガノンですが、現在においてもトーナメントシーンにおいて大会が開かれれば、その圧倒的なパフォーマンスで上位を埋め尽くすような活躍をしています。
嵐の山脈の登場によるタッグコールからの動きのバリエーションの広さと安定感、そして瞬発的な火力にグッズロックによるローグデッキに対しての強さ等隙が少なく、不利対面であっても速度で押し切ってしまうこともしばしばあります。同世代のライバルでもあるウルガモスも健在であり、この2つのデッキがトップシェアのツートップであるもののカイリューが1頭抜けている印象があります。

今回は主観的ですが、最近よく見かけると感じカイリューに強く出る事ができるデッキを紹介します。

モクナシラフレシア

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【デッキコード】iLLgNN-kA6xJL-nLNnn9
はじめに紹介するのはこちらのモクナシラフレシアです。
エクストラレギュレーションで活躍しているモクロー&ナッシーGXを軸としたデッキは大きくわけて2つ存在しており、一つがラフレシアによるグッズロックを行いながら、ゴリランダーを使用しエネ加速を行いながら殴り切るモクナシゴリランダーというアグロ寄りのデッキと今回紹介する、ジュナイパーやラフレシア等を使用し対戦相手のダメージをシャットダウンするストール寄りのデッキです。
最近の大会でも結果を残しているのはこちらのストール寄りのモクナシラフレシアであり、自分自身もよく対峙する印象を受けています。
3神カイリュークワガノンやウルガモスといったトップシェアを誇るデッキ、それに対して強いとされるマットパーティといったデッキらは全て種ポケモンを軸としたデッキであり、ラフレシアの特性「にがにがかふん」を突破する手段を持たないことが多いです。それ以外のVMAXを軸としたデッキに対してもジュナイパーの特性「みつりんめいさい」で詰める手段もあり、対戦相手によってフィニッシャーとなるポケモンを使い分けながら展開します。

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ただし、ポケモンVMAXを軸としたデッキには「フヨウ」が採用されていることもあり油断はできずだからといって不用意にベンチ展開をするとグズマやフラダリを使用されロックが解かれるといった場面にも遭遇します。
上記であげたウルガモスですが、最近はゼブライカのはやかけで展開する構築がメジャーとなっており、そこにメタモンを採用することで1進化のアタッカーを用意する構築も少ないながら存在します。
私自身もこのデッキを使うこともありますが、何度も不意のフヨウに泣かされたことがあります。
対面理解が非常に重要なデッキであると感じています。

セキタンザン

Vol1の時から時折名前だけは出させていただいているこのセキタンザンですが、現環境においても非常に高いパフォーマンスを誇り、高い勝率を誇ります。

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【デッキコード】L9nL6n-LKll92-NLngLN
B~D環境のスタンダードでもおなじみのマグカルゴとヤレユータンで組ませた中速型の形がエクストラレギュレーションにおいても使われています。
しかし、それを支えるパーツの強さがこのセキタンザンデッキの格子の強さを後押しします。
現スタンダードでも活躍中のストーン闘エネルギーはもちろんのこと、ストロングエネルギーという闘ポケモンを支えるの2つを強力な特殊エネルギーを両採用することでセキタンザンの数値を極限まで高めることができます。
ムキムキパットによるHP補正も相まって、ウルガモスがフルパワーで攻撃をしたとしても耐えてしまうこともしばしばあります。
攻撃を耐えてしまえばアセロラによる回復という手段も存在しており、ポケモンVによる速攻・超火力が目立つ環境であるものの耐久値を盾とした殴り合いが実現する数少ないポケモンであると思います。
デッキの基本的な構築は一つ前のスタンダードに存在していたセキタンザンと一緒であるため、非常に組みやすいデッキの1つでもあると思います。

ミュージョンアーツ以降の環境について

海外でのフュージョンアーツに収録されたカード及びハイクラスデッキのカードが未実装であり、11/12に発売されます。
フュージョンアーツ以降の環境について、主観的な妄想をすこしさせていただきます。
正直前回の「摩天パーフェクト」「蒼空ストリーム」程大きな影響を与える要素が少ないと思いますが、現スタンダード環境にて活躍をしておるフュ―ジョンを軸としたデッキも構築することが可能であると考えています。
ミュウVMAXをメインアタッカーとして運用する場合、私は2通りのパターンを考えています。
1つ目がスカイフィールドを使用するパターン、もう1つが次元の谷を使用するパターンです。
スカイフィールドを使用することで場に9体のフュージョンポケモンを展開することが可能となるため、ゲノセクトVの特性「フュージョンシステム」のドロー枚数が最大9枚となり、非常に強いドローエンジンとなりうります。これによりサポートによるドローに頼る必要がなくなるためサポートにミツルを使用する余裕も生まれてくるので後攻1ターン目よりミュウVMAXでダブル無色エネルギーをつけテクノバスターを打つことも可能となります。問題点としては現在のフュージョンのカードプールが非常に狭く最終的なアウトプットもテクノバスターの210ダメージ+パワータブレット・道具による補正程度しか望むことができないため、このアウトプットが強いのかということは少し疑問があります。
この展開力を生かし、ダブルドラゴンエネルギーをはじめとするドラゴンパッケージ等別のギミックとの併用するパターンも考えられると思います。
それ以外ですと、インテレオンVMAXも少し期待をしています。

総括

以前としてカイリューとウルガモスが幅を利かせている環境であるものの、前回紹介したマットパーティや今回紹介した2つのデッキ、これ以外にも今回は紹介しませんでしたが、ジュラルドンVMAXやパッチラゴンVMAXと言ったもデッキの性質上カイリューに強くデッキのポテンシャル自体も高いので今後シェア率を上げてくる可能性があります。
大きなカードプールの変化はなくとも今後も覇権争いが続いていくのだと思います。

追記(11/6)

エクストラバトルの日の前半戦ということで主観的な要素が多いですが、現環境でのエクストラレギュレーションでの自分が考える大雑把なTier表を書かせてもらいます。
Tier1
(デッキパワーが高くシェア率が高いと予測できるデッキ)
・3神カイリュークワガノン
・ウルガモスゼブライカ

Tier1,5
(デッキパワーは一歩劣るが高くTier1に対抗できシェア率を伸ばしているデッキ)
・マットパーティ
・セキタンザン
・こくばバドレックス

Tier2
パワーが一歩劣るものの環境次第で優位となるだけのパワーがあるデッキ
・トゲキッス単
・ダークパーフェクション
・谷ミュウミュウ
・モクナシラフレシア
・ハピナス単
・ウォールストール

その他
シェア率は低いもののデッキパワー・勝率ともに高くシェア率を伸ばす可能性があるデッキ
・パッチラゴン単
・イオルブ
・ジュラルドン

今後これをベースに更新などさせていただくことになるかもしれません。

最後に

今回は以上になります。
11月よりエクストラバトルの日が開催されるので、よりエクストラレギュレーションへの関心が強まることを期待しています。
それでは長文になりましたが、もし面白かった、続きがみたい、他にもなんか書いてなどありましたら、♡押してくれたりコメント書いてくれたりRTしてくれたら喜びます。

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