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【ポケカ】2011年に活躍したスタンダードデッキ5選 【LEGEND/BW】

記事を読んでいただきありがとうございます。ろしです。
前回の2010年の記事からかなり時間が空いてしましましたが、そろそろ時を進めたいと思います。ということでまた過去のスタンダードのデッキを紹介していこうともいます。
2011年はDPシリーズがローテーションによりレギュレーション落ちして、
Legendシリーズ~ポケモンカードBW「サイコドライブ」「ヘイルブリザード」までの時期です。
この年は2011年3月11日に起きた東日本大震災によりWCS2011が中止となったため、大規模な大会はなかったもののポケモンカードBWによりカードパワーが底上げされ、それまでとは全く別の環境となった大きな変化を迎えた年であったのではないかと思います。
そんな2011に活躍したデッキを5つ厳選して紹介をしようと思います。
それではいきましょう!

レシラム

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レシラムはブラックコレクションで実装されたレシラム(BW1)を軸としたデッキです。このレシラムに必要な炎エネルギーを加速する手段として

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バクフーン(Legend1)やエンブオー(BW1)を使用するタイプが存在しました。
ポケモンカードBWに入りポケモン自体のパワーが一回り高まったことでHPや攻撃力が今までとは比べ物にならないほどあがっています。
そんな中でたねポケモンとしては今までの2進化ポケモンと見間違うようなスペックを持つレシラムを加速して戦うという単純でありながら強力なデッキとして活躍しました。

ゼクロムトルネロス

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ゼクロムトルネロスはゼクロム(BW1)とトルネロス(BW1)という単体のスペックが高いポケモンを組み合わせたデッキです。

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パチリス(ロストリンク)とシェイミー(Online(リーフィアデッキ)を組み合わせ、エネルギーを加速し展開。トルネロスの「ぼうふう」を使いエネルギーを守るような戦い方やゼクロムの「らいげき」による強力な打点を与えるなど状況に応じて戦います。

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これは個人的な印象ですが、ポケモンカードBWに入りサポーターやグッズもカードパワーも底上げされ、現代ポケモンカードに近い単体のカードのスペックを全面に押し出した構築が増えてきた印象を受けます。

ラフレシアランクルス

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ラフレシアランクルスはグッズロックを添えて場を制圧する中速デッキです。

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当時、ベンチポケモンへ干渉する手段として主に用いられていたのがこちらのポケモンキャッチャーです。現在ではエラッターがかかってしまいましたが、当時のポケモンキャッチャーはコイントスなしでベンチポケモンを引きづり出すという非常に強力なカードでした。ラフレシア(Legend2)によるグッズロックを用いることでベンチへの干渉を防ぐことができます。
そこに自分のダメージカウンターを移動することができるランクルス(BW1)を併用することによりバトル場のポケモンが気絶しないように働きかけます。

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このようなシステムにドンファン(Legend1)やジャローダ(BW1)をアタッカーとして運用させます。
単体のスペックとして非常に優秀で場持ちのよいドンファンを加えた形のデッキはThe Truthと呼ばれこの年の世界大会で活躍しました。
ジャローダを加えた形にするとランクルスによるダメカンをばら撒いて配置することでロイヤルヒールの回復量を最大化することができ、ベンチを5匹展開すればポケモンチェック毎に60ダメージ回復することができます。ここまでくるとバトルポケモンを一撃で倒せないとすぐさますべて回復してしまいます。

とここで3つのデッキを紹介しましたが、この年の9月に「サイコドライブ」「ヘイルブリザード」が発売されます。

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このパックより新しいシステムとしてポケモンEXが実装されました。
ADVシリーズ・PCGシリーズの時にあったポケモンexと同じシステムですが、それまでのカードとは比較にならないほど高いカードパワー誇り発売前後で大きくゲームが変わることになりました。
特にこのミュウツーEX(BW3)はHPと攻撃力が今までのポケモンとはけた違いであり、ダブル無色エネルギー1枚で起動ができる汎用性の高さも相まって多くのデッキで採用されました。弱点が超タイプであることもあいまって、ミュウツーEXを倒すにはミュウツーEXを使うのが手っ取り早いという事態にもなりました。
以下はこのサイコドライブ以降の環境のデッキとなります。

ゼクビール

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ゼクビールは雷エネルギーを加速する特性を持つシビビールでゼクロム(BW1)やゼクロムEX(バトル強化デッキゼクロムEX)などを加速して戦うデッキです。
これまでのカードとは規格外のHPと火力を持つゼクロムEXだけでなく、非ポケモンEXの中でも高いHPと攻撃力を持つゼクロムも併用することができ、状況に応じてアタッカーを使い分けたりサイド調整をすることができます。
また雷エネルギーをタイプ問わず加速することができる点から上記のミュウツーEXも加速して使用することができ青天井火力として活躍しました。
トラッシュのエネルギーを再利用できる特徴上、まんたんのくすりを効率よく使用することができ、ただでさえHPが高く倒すのが難しいゼクロムEXやミュウツーEXを突破することをさらに困難とさせました。
この形を基本系として、その後も以後発売するカードを取り入れレギュレーション落ちするまで長い間使われ愛されたデッキの1つであったと思います。

ミュウツーEXトルネロステラキオン

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ミュウツーEXトルネロステラキオンはそれぞれ単体のスペックが高いカードを組み合わせたグッドスタッフデッキです。
ミュウツーEXもトルネロスもワザを使うエネルギーが無色エネルギーであり、色の縛りが少なくこのデッキ以外にも多く使われました。
上記のトルネロスゼクロムのようにトルネロスのぼうふうを用いたり、学習装置を用いてエネルギーを使い回し、エネルギーを守りながら戦うことができます。
テラキオンは非ポケモンEXとしては2エネで90ダメージと大きなダメージを与えることができる他、上記のゼクビールに対してのアタッカーであるゼクロム・ゼクロムEXをそれぞれ弱点をつけるため非常に優秀なポケモンでした。
単体のポケモンのスペックを全面に押し出し、カードパワーが底上げされた各種トレーナーと組み合わせられたデッキで、現代ポケカにかなり近づいたデッキなのではないかと思います。

終わりに

いかがでしたでしょうか?
ポケモンカードBWに入り、カードパワーが底上げされ、カードの組み合わせよりも単体のスペックにフォーカスがあてられるようになり、ポケモンカードが大きく変わった時期だったのではないかと思います。
正直この年は大型大会などなく、自分自身あまり深く触れていなかった時期でもあるので、少し間違った表現をしているところがあるかもしれません。間違った記載などあればコメントで教えていただけたら嬉しいです。
また是非当時の思い出などあればコメントしていただけたら嬉しいです。
今回は以上になります。それでは長文になりましたが、もし面白かった、続きがみたい、他にもなんか書いてなどありましたら、♡押してくれたりコメント書いてくれたりRTしてくれたら喜びます。

今年の総括

今年はnoteのほうにポケモンキャッチャーというカードという記事を書いたことを皮切りに色々と記事を書かせてもらいました。
アクセス数とかを元にいくつか総括として紹介だけ紹介させてもらおうと思います。

Loデッキって何者?ポケカにおけるコントロールデッキとターボLO

当時ライブラリーアウトデッキが流行り、ヘイトが大きく集まっていました。マッチングしたらつまらないなど敵対視する声も大きく、「ちょっとまってくれ」という思いで書いていました。
今年アクセス数が一番多かった記事です。

あなたのデッキは何者ですか?アーキタイプで見るポケカ

実はこのような記事って今まで何度か書いたことありました。そんな中で今まで蓄えたTCGの知識を取り入れてアップデートした形です。
個人的にポケモンカードの概念のようなもので、今後もすだれることなくこの記事の内容は使うことができるのではないかと思います。
自分の記事で一番高評価をもらいました。ありがとうございます。

来年も書くこともあるかもしれませんがよろしくお願いします!


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