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【ポケカ】2020年に活躍したスタンダードデッキ5選【SM/SS】

記事を読んでいただきありがとうございます。ろしです。
ずっと更新が止まっていましたが、そろそろ進めていきましょう。
Aシリーズのスタン落ちとともにソード&シールドシリーズに時代は移りました。
Dシリーズでは現在も使われている現代ポケモンカードの基盤となるような基本的なカードが収録されたパックでもありお馴染みのカードが数多いシリーズなのではないかと思います。
このシーズンはコロナウイルスの蔓延にて多くのCLやシティリーグが中止となる事態となりました。残念なことですが、リモートであったりセルフシャッフルなど良くも悪くも新たな文化が生まれる等現在まで続くポケモンカードにおける1つのターニングポイントだったかと思います。
そんな情勢の中での環境ですが、今回はその中でも活躍したデッキを5つ厳選して紹介しようと思います。
それでは行きましょう。


3神ザシアン

まず紹介するのは前スタンダード環境でも活躍したアルセウス&パルキア&ディアルガGXを用いたデッキの中でも「ソード」の目玉カードとも言えるザシアンVと組み合わせた3神ザシアンです。
アルセウス&ディアルガ&パルキアGXを用いたデッキが前環境でも複数存在していましたが、今環境にてアルセウス&ディアルガ&パルキアGXとワザのタイプが1色被った強力なアタッカーであるザシアンVを獲得しました。
アルセウス&ディアルガ&パルキアGXのGXワザ「オルタージェネシス」は自分の全てのポケモンのワザの威力をあげ、サイドカードを1枚追加で引くことができるという破格の効果を持ちます。
ザシアンとザマゼンタはソード&シールドシリーズの目玉ポケモンでもあることからか強力な鋼ポケモンサポートカードであるメタルソーサーを得たことにより構築によってはエネルギーつけかえを併用するなどして最速後攻1ターン目でオルタージェネシスGXを使うことが可能となりました。
ザシアンV自体単体でも非常に強力なポケモンであり、アルティメットレイによるエネ加速がなくとも特性「ふとうのつるぎ」やメタルソーサーによる自己加速が可能であり、種ポケモンのアタッカーとしては十分すぎる打点を基に一回り大きいTAGTEAMポケモンとも正面から戦うことができました。
その後も環境に合わせ、新規カードと組み合わせられアルセウス&ディアルガ&パルキアGXがスタン落ちするまでの間多くの人に使われたソード&シールド期を代表するデッキの1つなのではないかと思われます。

超ミュウミュウ

次に紹介するのは、こちらも前環境より活躍をしていたミュウツー&ミュウGXを軸としたデッキです。その中でもカラマネロによるエネルギー加速の恩恵を受けれるよう超ポケモンで固めたタイプとなります。
「シールド」にて強力なサポートカードが実装されました。それがマリィです。お互いに強制的な手札入れ替えを行うカードですが、自分自身のほうが引く枚数が多いためドローソースとして用いることも可能でありスタン落ちする環境終盤まで使われた強力なカードです。対戦相手の手札を4枚まで減らす事ができ、そこにオーロット&ヨノワールGXのナイトウォッチャーを当てる事で相手の手札を2枚まで減らす事ができます。この動きを最速で先攻2ターン目に行うことができ、先攻2ターン目から150ものダメージを与えながら動きを制限されたらたまったものではありません。
ミステリートレジャーの存在から安定した展開が可能な他、オーロット&ヨノワール以外にもアーゴヨンGXによるベンチ狙撃やウルトラネクロズマGXやメガミミロップ&プリンGX、カイリューGX等の高火力を出す事も可能であり、ハンデス一辺倒ではないデッキの高い基盤を感じます。
前環境に続き、ミュウツー&ミュウGXもその後も相方を変えながらローテーションする直前まで最後まで最前線で戦い続けました。その話はまた別の機会に。

ズガドーン

次に紹介するのはズガドーンです。
ズガドーン自体は前環境からマイナーなデッキながらも使われ続けていましたが、回収ネットの登場により大きく形を変えました。
ジラーチと回収ネットという環境終盤まで使われた強力なパッケージを得たことによりデッキの心臓部でもあるキーカードの溶接工を探しに行くことが容易となり、その他火打石や炎の結晶などの炎エネルギーをかき集めるためのキーカードにも触りやすくなりました。

TAGTEAMやポケモンVMAXを一撃で倒すズガドーンのひのだまサーカスは魅力的で既存のズガドーンデッキはズガドーンにオールインするような形でしたが、ジラーチ+回収ネット+溶接工のパッケージを軸にウッウVによるベンチ狙撃やレシラム&リザードンGXによる高HPの押し付け等多彩な攻撃が可能なズガドーンデッキというよりも炎ポケモンによるグッドスタッフにような形へと変容していきました。
再開したCLシリーズの初戦であるCL横浜2021では優勝を収めました。

ムゲンダイナ

次に紹介するのは、拡張パック「ムゲンゾーン」でもひときわ目立つ目玉カードであるムゲンダイナVMAXを軸としたデッキです。
HP340、2エネ最大270ダメージと既存のカードと比較しても1回りも2回りも大きい非常に強力なカードとして登場しました。
特性「ムゲンゾーン」を使うことが前提のカードでありデッキを悪ポケモンのみで固める必要がありますが、周りを固める悪ポケモンも強力なポケモンが揃っていました。
まずはクロバットVです、「ムゲンダイナ」以外のデッキでも汎用的なドローソースとして用いられていましたが、ポケモンを並べれば並べるほど強力になるムゲンダイナVMAXとの相性は良く、往時の名デッキ「Mレックウザ」を彷彿とさせます。他にも回収ネットとの相性がよく打点調整にも使うことができるガラルジグザグマ、大味なムゲンダイナVMAXとは違い小回りが利くサブアタッカーとしてフーパやアローラニャース、非ルール持ちデッキに多い特性依存のデッキに対してめっぽう強いガラルマタドガス等が存在していました。
ただしデッキ自体がクロバットVによるドローやサポートカードによる縦引きに頼っているのに加えムゲンダイナVMAX自体が大味なカードで、良くも悪くもムラがあるデッキでした。
それを併せても高いカードパワーを持つムゲンダイナは魅力的であり、多くの大会で活躍をしました。

マグカルゴLO

最後に紹介するのはこれまでとは風変りなデッキですが、ジュジュべ&ハチクマン等を用いてライブラリーアウトを目指すマグカルゴLOです。
ポケモンカードではなかなか珍しい対戦相手の山札を直接干渉することができるジュジュべ&ハチクマンが使うことができる環境であり、フィニッシャーとなりうるマグカルゴGXのマッグバンGXやジュジュべ&ハチクマンを回収することができるシロナ&カトレア、それらの潤滑油となるマチスの作戦やシステムポケモンとしても活躍することとなるザシアンV等の存在により強い基盤を持つデッキとして活躍しました。

まどろみの森の登場によりメリープの特性「ふわふわまくら」が大きく強化されました。リーリエのピッピ人形と併用することで入れ替え手段とベンチの呼び込み手段の2つを用意しなければならず、山札を削る時間を大きく稼ぐことに貢献しました。
これらのカードの組み合わせにヤレユータンのリソースマネジメントを組み合わせることでリーリエのピッピ人形の再利用し更に時間を稼ぐことができます。
このようなデッキの活躍をめぼしいものがあったものがあったものの、「多様なデッキ構築やプレイングの幅を著しく狭める恐れがある」という理由からジュジュべ&ハチクマンがスタンダードでは珍しい禁止カードとして制定させるまでになりました。

終わりに

いかがでしたでしょうか?
今回紹介した2020年環境はコロナウイルスの影響にて中止した大会が多くどこに焦点を当てるか迷いました。紹介するデッキもですが、焦点を当てる時期によっても説明の内容も変わってくるため、うまく紹介ができたのか正直自信がありませんし、もっと紹介するべきデッキがあったかもしれません。
当時の思い出や内容に対してのコメントなどいただけたらうれしいです。
今回は以上になります。それでは長文になりましたが、もし面白かった、続きがみたい、他にもなんか書いてなどありましたら、♡押してくれたりコメント書いてくれたりRTしてくれたら喜びます。

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