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【ポケカ】Expanded Post vol,6 Planar Birth 【エクストラ】

初めましての方ははじめまして、ろし(@roshisyu15)と申します。記事を読んでいただきありがとうございます。
エクストラバトルの日もCL愛知2021も終わり、一旦エクストラレギュレーションに関してのイベント毎は落ち着き、次のCL横浜に皆様関心が向いているのではないでしょうか?
今回も私は出場できませんが、観戦したいと思っています。
今回はvol6ということでCL愛知前後での振り返りと今後の展望について少し話せればと思います。

ウォールストール

デッキコード[9n6NNn-G5OW8M-gnH6nN]
公式サイトよりhttps://www.pokemon-card.com/info/003365.html

今回オープンリーグにて優勝したのはこの記事で何度も紹介しているウォールストールでした。
ただしこちらのウィールストールですが一般的なウォールストールと違い、通常のウォールストールのカビゴン+Ωバリアのパッケージを採用したデッキとソーナンスを採用したコントロールデッキを組み合わせたようなデッキとなっています。
後述しますが、アローラベトベトンやダストダスを採用したデッキが増えているため、とおせんぼカビゴンが機能しにくいため、特性でバトル場を固定するという行動が許されにくい環境でもあったと考えています。
そのような環境ですが、逆にアローラベトベトンとダストダスの逃げるコストの重さを利用し、Ωバリア+ツールジャマ―の組み合わせでもバトル場を固定するためには十分であったと考えられます。
ジラーチ◇を使用したコンボデッキの存在もあり、特性封じによる制圧手段を持つことは環境的に有効な手段であったと思われます。
今回優勝された方以外にも多数の方がウォールストールを選択され良い成績を出しているようで、Vol5.5でも触れましたがテーブルトップだと制限時間の問題でどうかと疑問がありましたがプレイ次第で解決ができるものだと気づかされました。

ミュウダストダス

デッキコード[cD48JY-n3uD1m-cccc88]
2022/3/31    Full Heal Expanded #8  11th/41

CL愛知前より徐々に増えていたぐんぐんシェイクを使用した先行制圧型デッキの中でもフュージョンパッケージを使用したデッキです。
VMAXを使用した進化ポケモンを使用するデッキが増えており、先行を選択するデッキが徐々に増えていました。
そんな中、先行を取りぐんぐんシェイクにてダストダスにアクセスし先行より特性封じを行うこちらのデッキのインパクトは大きかったのではないでしょうか?
ダストダスにつけるポケモンの道具としてクレッフィーを採用されています。クレッフィー自身がポケモンであるため、各種ボールでアクセスが可能であるため、先行制圧の成功確率に付与している他対戦相手のターン終了時に自動的に外れるため次のターンは自分だけ特性を自由に使うことができるという出来過ぎた効果があります。
このデッキに限らずぐんぐんシェイクを使用した制圧デッキとマッチングする機会も増えてくると思いますので、後攻から動く速攻デッキにとって向かい風となるのではないかと思います。
自分自身ぐんぐんジェイク+ダストダスの有用性には気づいていましたが、クレッフィ―までたどり着けなかったのが少し悔しいです。

アルセウスダストダス

デッキコード[ppppXE-cdfNYM-ypSyyp]
2022/3/17   The Sunday Open 2nd/25

スタンダードでも幅広く使用されているアルセウスですが、エクストラではCL愛知直前で研究が一気に進んだ印象を受けます。
色々な形が存在しますが、今回はエクストラバトルの日でも目にする機会もあったと思われるこちらのデッキを紹介します。
スタンダードのアルセウスインテレオンのようにメインアタッカーはアルセウスでそれをソーナンスやダストダスでサポートするような構成となっています。
上記の通り進化ポケモンのを軸としたデッキであり、先行から展開をするデッキなのですが、ソーナンスを採用することで先行から対戦相手の動きを制限することができます。そのソーナンスにアクセスするカードとしてヤブクロンやカプ・テテフGXにもアクセスできる霧の水晶が採用されており、非常にかみ合いのいいデッキとなっています。
エクストラレギュレーションではトリプル加速エネルギーの存在から裸の状態からフルパワーで攻撃することができます。このデッキでは採用されていませんが、ミツルと組み合わせる事で後攻からトリニティノヴァを狙う構築も一定数見かけます。

アルセウスゾロアーク

【デッキコード】XypSyX-mc3kka-XMppMp
こちらの記事より:https://cardrush-media.com/pokemon-amu-220401/

もう一つ多くの調整チームが持ち込み話題となったアルセウスを使用したデッキです。
元々ゾロアークやラッタ等を使った同様にアーゴヨンGX+ジラーチ◇の組み合わせでワンショットを狙うコンボデッキが存在していましたが、そこにアルセウスVSTARというカードが追加されたことにより大きく強化をされました。
アルセウスVSTARという単純に強力なアタッカーの存在により、今までサイドを引くためにラッタ+どくさいみん光線をコンボを揃えるという大がかりなアクションが必要であったものの必要がなくなり、単純にアルセウスVSTARを使って先行することも可能となっています。またアタッカーであるアルセウスVSTAR自身がスターバースの存在でアタッカーでありながらコンボパーツを容易にそろえるパーツにもなりうるカードとなっています。
またそれ以外にもバトルリージョンにより追加されたグラエナの存在などスタンダード以上にゾロアークを強く使えるカードが多く既存のゾロアークデッキのパワーの底上げを図れることに成功しています。
上記のアルセウスダストダスとはデッキタイプとして全く違うコンボを内蔵したビートダウンデッキのような立ち位置ですが、アルセウスVSTARの汎用性の高さと性能の高さをうかがうことができます。

総括


スターバース及びバトルリージョンの影響は大きく、また研究も一気に進み一気にメタゲームを変容させてしまいました。
ぐんぐんシェイクによる先行制圧や既存のデッキに対して明確にウィークポイントを突く戦略も確立されており、既存のデッキをそのまま用いても簡単には勝つことができないような環境になったと考えています。
CL愛知終了後に開かれた大会では以前紹介したモクナシラフレシアが好成績を残すなど今回のCL愛知を元にメタゲームが進んでいるため、今一度環境を整理し考察する必要が出てきました。

終わりに

今回はCL愛知時点での環境の記事で記載をしませんでしたが、その後発売したディアルガVSTARを使用したデッキが現在猛威を振るっている等エクストラレギュレーションのシーズンは一旦終わったものの研究し甲斐のあるデッキはまだまだたくさんあり自分自身も探求したいと思います。
それでは長文になりましたが、もし面白かった、続きがみたい、他にもなんか書いてなどありましたら、♡押してくれたりコメント書いてくれたりRTしてくれたら喜びます。

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