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【ポケカ】Expanded Post vol,5 フュージョン、そしてヒスイへ【エクストラ】

初めましての方ははじめまして、ろし(@roshisyu15)と申します。記事を読んでいただきありがとうございます。最近ゾンビにようになってたので、一度心を落ち着かせるのと整理を含めて書かせていただきます。
今回で5回目となるExpanded Postです。今年度のエクストラバトルの日が始まり、CL愛知も控えていることもあり、エクストラバトルに対しての関心も高まっている印象を受けます。
これは自分がPTCGO環境で回している知識と経験と大会結果をもとに書いているものなので若干日本の環境とズレがあることはご了承ください。
今回も前回に引き続き環境を追っていきたいと思います。

フュージョン環境終盤

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海外では100デッキ及びスターバースのカードの発売が2/25であることもあり、まだスターバースのカードは使うことができません。そのため現在フュージョンアーツのカードを含むFusion Strike環境の最終盤という状況です。
前回の4.5にて大まかな流れを書きましたが、環境が少し進み各デッキの立ち位置がかなり変わっています。
現在においても単純なデッキパワーだけを考えればデッキリストが洗練されたアマージョデッキはおそらく最強格のデッキであると考えられますが、明確にメタを張られる形となってしまい勝ちきれないデッキとなってしまっている印象で環境から姿を消すこととなりました。ガードが落ちたところで復活を期待したいところです。前回繰り広げられていた特殊エネルギーを巡ったメタゲームはデッキの分布が散らばったことによって一度落ち着いた印象を受けています。

こくばバドレックス

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デッキコード[yUpy2M-PWdIzf-yMpXyy]

前回の記事の時点で3強と表現したデッキの1つですが、現在1つ頭抜けたシェア率を誇るデッキであると感じます。
サイレントラボとアローラベトベトンを両方採用することにより、アマージョデッキのギラティナのやぶれたとびらを封じることができる点からアマージョに対して優位を取れるという条件を満たしています。
シャドーミスト+サイレントラボ、青天井火力、VMAX+アセロラ、マリィ+特性封じ、アストラルビットによる狙撃など幅広い攻撃角度を持ち、多面的に仕掛けたり守ったりどんな相手でもプレイングしだいでどうにかなる万能デッキという印象を受けます。
特殊エネルギーを巡るメタゲームは一度終焉したとしましたが、現在アローラベトベトンによる種ポケモンに対しての特性封じを受ける機会が増えてきていると思います。その影響を受けない構築というのはデッキのアイデンティティの1つになっている印象を受けます。
この黒馬は自身でアローラベトベトンを使用をしている側面もありますが、進化ポケモンによる展開であるため環境的にも非常に止まりにくいデッキであるという特徴も持ち合わせていると考えられます。

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スターバース以降でエルフーンVSTARとアルセウスVSTARというカードを得る事となりました。エルフーンVSTARはシャドーミストからの切り替え、アルセウスVSTARは初速と今までのこくばバドレックスのオプションとして非常に強力なものとなっています。単純な強化というわけではなく、使うことによるデメリットもあるため選択肢の1つぐらいの認識です。

ウルトラネクロズマ

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【デッキコード】4D8x8x-EgqO6p-cx8888

昔から存在するデッキですが、最近やたらと見ると感じるデッキです。
サイレントラボ・ダストダスの特性「ダストオキシン」を使い、特性を封じながら、自分自身はウルトラネクロズマのデメリットな特性である「ウルトラバースト」を消し、非ルール持ちポケモンとしては破格のスペックを振るうことができるデッキです。
アローラベトベトンの影響を受けず、むしろメリットに変えているという側面もありますが、アローラベトベトンよりも範囲が広いダストオキシンを使用することによって本来影響を回避していたデッキにまで影響を与えることができます。

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昔ながらのデッキですが、ホラー超エネルギーによってグズマ&ハラからダストダスで攻撃をするためのエネルギーを確保する手段を得ました。このリストでは採用されていませんが、霧の水晶を採用しヤブクロンと超エネルギーにアクセスするという構築も考えられます。
非ルール持ちポケモンで170打点というVMAX確2発をいう火力を持ち単純なサイドレースでは優位に運ぶことができますが、中打点デッキの課題である高耐久+回復で攻めてくるデッキがどれほど環境に残るか、打点的にポケモンVに微妙に足りない打点を用いてのダメージレースとなるためかなり環境に左右されるデッキですが、ダストオキシンの有効範囲と特殊エネルギーメタという側面がアイデンティティであり、環境次第では良いポジションになれる可能性もあります(ただし黒馬との相性は悪い)。

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スターバースにてシロナの覇気とハマナのバックアップを得ることとなりました。シロナの覇気はセンパイとコウハイと役割は被るものの手札が増えにくいこのデッキにとっては貴重な大量ドローソースであり使い分けて使われる可能性があります。ハマナのバックアップはウルトラネクロズマ・サイレントラボ・ダブルドラゴンエネルギー・しあわせたまごと必要なパーツを全て戻すことができるカードです。初動・後続の構築が課題のデッキであるためそこに関与できず、直接手札に加わるわけでもないので打つ余裕があるのか疑問はありますが、もしかしたら今後採用される可能性もあると考えています。

スターバース以降の環境について

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私自身、日本のスタンダードと海外スタンダード両方していますが、スターバースによる影響の大きさをものすごく感じておりスターバース以降で別のカードゲームなのではないかと思うぐらいです。
エクストラ環境でも環境に影響を与えそうなカードが何枚かあります。現在エクストラバトルの日でもちらほらを結果を残しているアルセウスVSTARはトリプル加速エネルギー、ミツルといったカードの存在からスタンダード以上の強さがあるため、現在よく用いられるこくばバドレックスとの組み合わせ以外にもどのようなものが出てくるか関心があります。
スタンダードでは念願のサポートカードをサーチできるネオラントVです。カプ・テテフGXという競合相手がいますが、ダイブボールに対応しているというメリットがあります。ダイブボール対応のネオラント、霧の水晶・ミステリートレジャー対応のカプ・テテフ、レベルボール・フーパEX・回収ネット対応のジラーチEX等使い分けの選択肢としてもしかしたら使われるデッキがあるかもしれません。
上記にあげたハマナのバックアップはデッキのキーカード、対戦相手に致命的な打撃を与える可能性があるスタジアム・特殊エネルギー・ポケモンのどうぐという今までにない範囲に対応しています。山札にしか戻らないため、別途でアクセスする手段が必要となりますが、このカードをエンジンとする新たなデッキを作ることも可能であると思います。
個人的にはマグマの滝壺に期待をしています。

総括

特殊エネルギーを巡るメタゲームは一旦終焉し、かなりデッキ分布が変化しました。上記のように特性封じとその範囲を巡ってのチキンレースのような形になるのではないかと予測をしてます。
相変わらずデッキパワーと万能的な強さを誇るこくばバドレックスが環境の中心であると考えられますが、分布の変化によって立ち位置がいいデッキもいくつか考えられます。例えばアローラベトベトンの影響を受けず進化ポケモンで展開を行うウルガモスなどがもしかしたらポジションをあげてくるかもしれないと考えてます。

終わりに

今回は以上になります。
自分自身すこし迷走しているところもあるため、歯切れが悪い内容になってしまったかもしれません。今後CL愛知も控えていますし、バトルリージョンによる影響も大きいと思いますし、エクストラバトルの日も来月もあるため結果を楽しみにしている側面もあります。
それでは長文になりましたが、もし面白かった、続きがみたい、他にもなんか書いてなどありましたら、♡押してくれたりコメント書いてくれたりRTしてくれたら喜びます。

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