きらきら、眩しくて / 2023.3.4後編
この前書いたnote「きらきら眩しくて /2023.3.4前編」の続きをのんびり書いていこうと思います。
17:00、ついに公演が始まろうとしていた。
照明が暗くなって、ざわめきが広がって。
直前まで妹と握り合っていた手を離してペンライトを持ち、ひとつ深呼吸をして立った。(今回のライブは一階はスタンディングでした)
幕が開いた。
そこからの記憶はもう朧げなので 綴れる範囲で、あの日のきらめきを残していこうと思う
まず、" AmBitious "がいた
ライブと言う場面に置いて当たり前のことなのだが、うまく言えないけれど、当然が当然という形になってAmBitiousがいたのだ、そこには。
そして、客席から見たセンターの左隣に、とんでもなくすきな、わたしの推しを、浦陸斗くんを、見つけた、そのとき
心の底から、すごくすごく綺麗だ、と思った。
自担贔屓をするつもりはあまりないのだけど、彼の、うらりさんの目の輝きって段違いな気がしていて。(おそらく彼がメイクが上手いせいもあると思う)
はじめて浦陸斗くんを認識した日から今日まで、目の輝きはなにも変わっていなくて。
彼の目の輝きがすごすぎて、最初の方はほとんどその感想しかないのだが、ほんとうにキラッキラだったのだ。
たとえて言うなら、夏の晴れの星空のような。
そんなことに気付けたのも妹の引いてくれたこの席のおかげだったので、心の中でちいさくありがとう、とつぶやいた。
一曲目は、AmBitiousの初オリジナル曲「Reach for the Sky」。
この曲が初披露された舞台には行っていなかったので、聴くのははじめてだった。
その曲が流れたのも体感では一瞬すぎて明確な感想を覚えていないのだが、疾走感があって、激しいダンスにメッセージ性が強い歌詞が特徴的なザ・AmBitiousな曲だった。(はず)
すきなひとが、目の前で、ほんとうに文字通り目と鼻の先で、歌声を響かせながら踊っている。
十数年しか生きていない私にとっては、当然そんなことはじめてで。
気付けば涙を流していた。
そして、そこからおそらく1〜2曲ほどパフォーマンスが行われたあと、関西アイランドが流れた。
昔から関西アイランドの曲自体が好きなので、わ、やった〜!とウキウキしながらステージを見つめていた。
そうしたら、関西アイランドはどうやら俗に言う"ファンサ曲"だったらしくて。
メンバー9人全員が上の方の席に向かってそれぞれ個性的なファンサをしていた
AmBitiousは9人ともファンサが丁寧なグループで有名なので、9人が繰り出すさまざまなポーズをたのしく見ていて、うらりさんのファンサもすっごくかわいくてかわいい…!と思いながらのほほんとステージに釘付けになっていた、曲の途中。
うらりさんが1階席に目を移して、端のほうから手を振ったり、最前列のお客さんに大きい動きで煽りを求めたりし始めていった。
なぜか、見つかったらどうしよう…!なんてかくれんぼみたいなことを思っていたのを、ぼんやりと憶えている。
でも、6列の距離で彼がピンクのペンライトを見逃すはずは、もちろんなくて、
ばち、と音がするように、目が合った
一瞬呆気に取られて、一瞬で恥ずかしくなって
そのあと、彼の、うらりさんのきれいな指が、わたしのほうに向かってまっすぐ伸びた
あまりの衝撃に顔を隠すようにして下を向いてしまった、
幻だったのかな、と思いなんとか顔を上げると、なんと、もっとおどろくべきことに、
彼はまだ、わたしを見ていた。
そしてふたたび自分に向かってまっすぐに伸びたうらりさんの指は、心なしかさっきよりも強くて。
実際に言われたわけではないのだけれど、直感的に、「君やで!」って言われた気がした
そのあと記憶に残っているものといえば、さくらガール。落ちサビがうらりさん→まゆみちゃんのソロだという話は聞いていた。
実際にこのパートが来たとき、最近高校を卒業したばかりのうらりさんとまゆみちゃんの、ふたりの顔がすごく儚くて、"高校生"としての青春や煌めきのかけらをぎゅっと閉じ込めたようにきれいで。
演出で手のひらに降ってきた桜を握りしめて、だいじに、だいじに、うらりさんとまゆみちゃん、ふたりの歌声を大切に胸にしまった。
そのあとのコントコーナーで面白いに100%振り切ってひき肉!!を連呼していた()うらりさんも、りくりくとで歌っていたバラードも、ぜんぶぜんぶ"浦陸斗"としての魅力がぎっしり詰まっていて。
あ、あと、キャンビシャスがめちゃくちゃ かわいかった…!!!!
元々うらりさんは女の子顔だと思っていたけれど、あんなに女装が似合っちゃうとは・・・心に決めていたたけ子ちゃんから浮気しそうなほどには(わたしはたけ子ちゃんが出てきた瞬間ふたつ持っていたペンライトのひとつを赤に変えてしまうくらい、たけ子ちゃんの大ファンなのです。)かわいくて うら子ちゃん…🫶
その後も、松竹座全体を見回して何度も何度も自分のファンに手を振ったりハートを作ったり、またわたしにも指を差してくれたときに、がんばって手をちいさく振ったら、大きく振り返してくれたり。そんなうらりさんを見ていて、
この人は、ファンをしあわせにする天才だ、と思った。
あんなに隅から隅までキラキラの瞳が輝く笑顔と溢れるほどの幸せを届けることって、普通じゃできないようなことだ。
うらりさんを、浦陸斗さんのことを、好きになってよかった。心から、そう強く思った。
これからも、うらりさんの放つ眩しすぎるきらきらを溢さないように、ひとつひとつ、胸に抱き締めて生きていきたい。
最高の春を、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?