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12🌹 1on1デート2回目

前回のワイロレッテは、、、悠久の時を超え、いくばくの進化を乗り越え、ついにワイロレッテにホモ・サピエンス・サピエンス(注1)が出現した記念すべき回となりました。
注1)ワイの恋愛対象に入る範囲は現代のヒトであることから、ここでは旧人類であるホモ・サピエンス・イダルトゥ、また亜種であるホモ・ドライブ・ゴリラと区別するため、ホモ・サピエンスではなくホモ・サピエンス・サピエンスと記載する。

さて、今回のワイロレッテは、記念すべきホモ・サピエンス・サピエンスとの2回目の1on1デートの様子です。どうぞ。


みなさま、まずはみなさまにこの場を借りて1点お詫びしなければならないことがございます。
誠に申し訳ございませんが、今回の内容は実におもんない内容となっております。
エントリーナンバー3ですが、特にこれといった難もなく、特殊な言動をするわけでもなく、ただただ良い人なのでございます。
ワイロレッテ読者のみなさまにはこれまでの間、人類の進化の過程や詐称事件、そして禁じられた呪文の例外等、次々と発生する珍事件をご覧いただきましたので、今回の内容は物足りなく感じてしまうかもしれません。


まず、今回は彼の趣味であるダーツに行きました。ワイもダーツはその辺でテキトーにやった経験があったため、もう一度やってみたいなと思い、ワイから次回ダーツに行ってみたいと提案しました。エントリーナンバー3はワイが無理に合わせているのではないかと心配するというなんともホモ・サピエンス・サピエンスらしい素晴らしい想像力を発揮しておりました。しかしワイ・サピエンス・サピエンスは協調性に欠ける生き物として知られており、周りに合わせるという習性は持たないと言われているため、単なる自己の興味関心からダーツを選んだと考えられます。

そしてダーツデート当日を迎えました。
ダーツを始めてみるとテキトーに投げれば良いというわけではなく、数字を狙って投げていかなければならないということを知りました。
ちゃんとしたルールでやったことがなかったワイにナンバー3は実際にやって見せながらルールを教えてくれました。良いやつ。
ワイも早速やってみましたが、そこで想定外のことが起きてしまいました。
ワイのダーツの才能が開花したのです。

ダーツを終えて、2人でカフェに寄りました。カフェでコーヒーを飲みながら、「しんやさんめっちゃ顔小さいよねー!」「え!ワイさん!自分!自分のほうが小さいのに!」なんてあんまり仲良くない女子の褒め合いのような会話をしました。
また普段のことも話したのですが、マメに家事をしているようで、当たり前のことではありますが安心しました。
思わず開花したワイのダーツの才能をすごいすごいと褒めてくれる彼を見ながらひとつだけ気づいたことといえば、明るいところで見ると少し肌が荒れているということです。お大事に。

そんなこんなで現地解散したのですが彼はこれからまた別のバーにいる友達のところへダーツを習いに行くらしく、ワイのひ弱な前腕筋に対して無限の前腕筋だなと思いました。

次回のワイロレッテは、、、目指せ!ダーツのプロ!とならないようにお祈りください。

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ワイロレッテ全話まとめ

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