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七つの夜 真夜中の焙煎機

すっかり夜も更けたことだし、さてと・・始めましょう。

電源を入れるとゆっくりとファンが動き始める、そして点火。

300度くらいに温度があがり、温まったところで一旦火を消す。

100度くらいまで下がったところで、準備しておいた生豆を入れて、再び点火。

徐々に温度が上がっていき、生焼けからの匂いから、徐々に豆の良い匂いへ変わっていく。そしてパチパチと爆ぜる音。

1爆ぜから2爆ぜへ、そして火止め。

今日の焙煎は「タンザニア キゴマ」

少し深めの焙煎が美味しい。

焙煎したての豆は味がぼやけていて、3,4日たってちょっと落ち着いた頃が飲み頃。

香りは良いよ、香りは。でも味はね。時間が経って落ち着いて方が美味しい。ゆっくりとおもむろに。

そう言いながらも、炒りたての珈琲を挽いて飲んでみる。

今日の仕事はこれでお終い。

さてと、明日の準備は・・

昔、ベーカー街に住みたかったのだが、あれはミルクティーか!

今日も月灯りに照らされて。







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