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【イベントレポート】2024技術トレンド大開放!LT大会

皆さん、こんにちは!
ぶっちゃけ系エージェント、ROSCA広報のSahoです。

4月22日(月)に弊社ROSCAが運営する「ROSCAFE」にて「2024技術トレンド大開放!LT大会」を開催しました!

この記事では企画・運営、そして当日のモデレーターを勤めました私、Saho@ROSCA広報目線でイベントの様子をお伝えしたいと思います。


そば屋さん 株式会社ゆめみ 2日酔い系Androidテックリード&DevRel 「KMP・Compose Multiplatformを導入する事前準備」

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ゆめみ社のそば屋さんからはKMP(Kotlin Multiplatform)とCompose Multiplatformの導入について、具体的な事例を交えて詳細に説明していただきました。KMPの導入により、開発者はAndroidとiOSの両方のプラットフォームでドメインロジックを共通化することができ、これにより、各プラットフォームの開発者間での仕様認識のズレが減少し、効率的な開発が可能になります。特にAPIの仕様が複雑な場合や、契約上の制約がある場合に、この技術は非常に効果的になるそうです。具体的には、ある企業でフロントエンドとバックエンドの開発を分けて行わなければならない契約上の制約があったとき、KMPを利用することでその制約をクリアできた事例がありました。

Compose Multiplatformについては、一つのコードベースでAndroid、iOSだけでなく、Webやデスクトップのアプリケーションも構築できる点が非常に魅力的です。これにより、開発のスピードが格段に上がり、リソースの効率的な利用が可能になります。

KMPを導入する際の技術的なハードルや、プロジェクト管理上の課題についても具体的にお話いただきました。開発初期段階では、各プラットフォームごとに異なるチームが担当することが多いため、共通ロジックの導入は仕様の認識違いを減少させる効果があるそうです。また、KMPの導入により、複数のAPI呼び出しや、複雑なAPIの呼び出しが必要な場合でもが適切かと思いました、一つの共通ロジックで吸収できるため、開発効率が大幅に向上するとのことです。

さらに、Compose Multiplatformを利用することで、ユーザーインターフェース(UI)の一貫性も保たれると述べました。これにより開発者はUIコンポーネントを共通化し、各プラットフォームに合わせた調整が容易になります。特に、最新の技術を迅速に取り入れる必要があるプロジェクトでは、この技術が非常に有用であるそうです。

コミュニケーションと連携を重視することで、その障壁を乗り越えることができると参加者の方にアドバイスをいただきました。また、開発者コミュニティやサポート体制の充実も、技術導入の成功に不可欠であるため、関心のある方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

Yuta Kawasakiさん 株式会社ココナラ 「Head of Information CDN+αの利活用でサイトの高速化を実現してみた」



ココナラ社の川崎さんは、CDN(Content Delivery Network)の活用によるサイトの高速化について、具体的な取り組みを交えて、詳しくお話いただきました。CDNの基本的な概念とその利点についての解説、特に、コロナ禍で急増したトラフィックによるパフォーマンス課題にどのように対処したかを説明していただきました。

今回のメインは複数のCDNを組み合わせて使用することでパフォーマンスを最大化する方法です。具体的には、画像や動画の最適化配信を行うソリューションを導入し、ユーザーのブラウザやデバイスに応じて最適なコンテンツを配信することで、ロード時間の短縮を図ったといいます。このソリューションの導入により、ページの読み込み速度が大幅に向上し、ユーザー体験が飛躍的に向上したとのことです。
特にパフォーマンス改善に興味があるエンジニアにとっては非常に参考になる内容だったと思っています。実際の経験に基づいた具体的なアドバイスや事例紹介は、参加者のみなさんにとって大きな学びになったように感じました!

伊藝 洋平さん jinjer株式会社 プロダクト開発部 SREチーム エンジニア AWS CodePipeline と AWS SAM CLI で サーバレス開発を加速させる取り組み



最後のLTはjinjer社の伊藝さんです。AWS CodePipelineとAWS SAM CLIを使用したサーバレス開発の取り組みについてお伺いしました。このツールを使用することで、開発者はサーバレスアプリケーションのコードを迅速かつ効率的にデプロイし、テストすることができるようになります。

「ジンジャー勤怠」のプロジェクトでは、既存のオンプレミス環境からサーバレス環境への移行を行い、その結果、インフラコストの削減と開発効率の向上を実現しました。20以上のアプリケーションをサーバレス構成に移行し、その過程で直面した課題や解決した点についてお話いただきました。
また、AWS SAM CLIを使用することで、サーバレスアプリケーションの開発がどれほど簡単になるかについても知ることができました。例えば、コードパイプラインを使用することで、アプリケーションのテストやデプロイが自動化され、開発者はアプリケーションのコア機能の開発に集中できるようになります。

サーバレス環境でのテストやデバッグの難しさ、IAMの権限管理の複雑さなど、実際に開発を進める上で直面する現実的な問題についても触れ、それに対する具体的な解決策を提案しました。今回の参加者の方にとって大きな学びとなり、今後の開発プロジェクトに役立つ情報が豊富に提供されました!


今回のイベントを通じて、各企業のエンジニアの方が注目されているトレンド技術について学ぶことができました。ぜひ、日々の業務に取り入れてみてはいかがでしょうか。改めまして講師皆さま、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

今回も、最後までお読みいただきありがとうございました!
また次回の記事でお会いしましょう!


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