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技術士二次試験で今年私が気を付けようと思っていることのメモ

口頭試験の位置付け

◆口頭試験では、はじめの数分間で「こいつは大丈夫」と試験官に思わせることが重要。◆口頭での業務経歴・詳細業務の説明は当然だが、業務経歴、業務詳細ともわかりやすい記載が必要。

業務経歴

◆業務経歴については、技術者人生のストーリーがみえるように記載する。「入社後は設計を中心にやっていたが、徐々に計画系も手掛けるようになり現在に至る」、「入社後2年間は数値解析をやっていたが、現場が重要と考え調査にもかかわるようになった」など。いずれにしても一貫性が感じられるよう気を付ける。◆いろんな経歴を書きたくなるが、ストーリーからズレるものはあえて書かないのも選択。

業務内容の詳細

◆業務詳細は、技術士のコンピテンシーと絡めた回答を意識して作成すると、口頭試験での設問に回答しやすくなる。◆専門的学識や問題解決能力は筆記試験で問われる項目であり、口頭試験では評価されない(ただし、専門的学識や問題解決の方法をわかりやすく説明するコミュニケーション能力は問われる)。◆記載にあたっては、業務上の課題を2~3つ程度列挙することとなるが、「評価、マネジメント、コミュニケーション、リーダーシップ」といった技術士として必要な資質・能力を発揮することで課題を解決したという趣旨の課題と解決策を書くとよいと思われる。

その他のポイント

◆その他のコツとしては、あえてあいまいな記載に留めておいて、ツッコミどころを残しておくことも有効。◆口頭試験において、試験官が聞きたくなるような書きぶりで残しておく。口頭試験の時間をその質問への回答に充てることで、不測の質問に充てられる時間を縮減できる。◆当然、仕込んだツッコミどころに対しては回答の入念な準備が必要。◆冒頭の数分間で「こいつは大丈夫」と思わせることができていれば、あとは試験官がハマったツッコミどころを丁寧に捌き終わったころには口頭試験の時間は終了しているはず。

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