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【あつ森】あつ森に登場するインテリアのスタイル一覧【ハピパラ】

ハピパラでお部屋のデザインをするとき、私は雑誌やネットで見た実際のコーディネートを参考にすることが多いです。あつ森内にある家具は、実在の家具がモデルの場合が多いので、リアルな内装に近づけることもできます。
そこで今回は、あつ森に登場する家具シリーズのスタイルについてと、参考例を調べる上でキーワードになりそうなものをご紹介。こういう部屋が作りたいけどなんて調べたらいいんだろう?という方の参考になれば幸いです。

はじめに

インテリアにも、衣服や音楽と同じようにジャンルがあります。家具には文化や暮らしが強く反映されているので、主に地域や年代で分類されていることが多いです。あつ森に新しく登場した家具などを含めて、一般的に呼ばれているインテリアスタイルを解説していきます。

モダン

モダンは現代的という意味。インテリアでいえば、工業的な作りのシンプルな家具で構成されたフォーマルな空間を指します。材質は革や金属やガラスのものを。色合いはモノトーンや落ち着いた色でまとめると、モダンなスタイルになるでしょう。
あつ森の家具では
・アイアンな〇〇
・アートな〇〇
・クールな〇〇

などがモダンな印象。
ちなみに、独特な形をしたアートなチェアエッグチェアという実際の椅子がモチーフになっています。
細かい傾向では都会的なものをアーバン、高級感があるものをシック、よりシンプルさを追及したものをミニマルと呼んだりします。和と融合させた和モダンと呼ばれるスタイルも聞き馴染みがあるかと思います。

アンティーク

アンティークは骨董という意味。正確には製造から100年経ったものを指します。インテリアでいうと、西洋の装飾が多い家具のこと。花柄や植物をイメージした模様が使われていることが多く、家具の脚が動物の足のように丸まったデザインなのが特徴的です。猫足のバスタブはその要素を取り入れてデザインされた家具ですね。年代によって意匠が異なるのですが、今回はざっくりとひとまとめにアンティークなスタイルとして紹介しておきます。
あつ森の家具では
・アンティークな〇〇
・エレガントな〇〇
絵画や楽器を組み合わせるのも良いかもしれません。
細かく分けると、威厳のあるバロック、可愛らしい印象のロココ、白を基調としたものをシャビ―、重厚な印象のゴシック(日本の文化的にはダークな意味合いも)などの違いもあります。家具のリメイクでカラーを変えるとそういった表現もできるでしょう。

ヴィンテージ

ヴィンテージの家具というと、アンティークよりは新しいけれど使い古された味のある雰囲気のものを指します。インテリアでいうと、塗装にムラがあったり、古美仕上げ(使い古されたような金属)のものが多いです。渋くてかっこよくて遊び心もある雰囲気が好きならヴィンテージスタイルを目指してみましょう。
あつ森では
・ヴィンテージな〇〇
・アウトドアな〇〇
作業台や工具などとも相性が良いです。リメイクで錆のバターンを選んでみるのも良いでしょう。
他にはガラクタを集めたようなスタイルをジャンクと呼んだりします。懐かしさを感じるスタイルにレトロという言葉もありますね。

カントリー

カントリーは田舎という意味。インテリアでいうと欧州の田舎のような雰囲気のスタイルを指します。木目の家具であたたかな印象。ロッキングチェアはまさにカントリーな家具と言えるでしょう。
あつ森では
・カントリーな〇〇
はっきりした色合いの小物を使うと木目の印象に負けないです。
地域によっては、赤いチェックのファブリックが特徴のアメリカンカントリー、木製家具を白で塗装したフレンチカントリー、花柄やギンガムチェックといったファブリックが特徴のイングリッシュカントリーなどがあります。

ノルディック

あつ森で新しく追加されたノルディックな〇〇の家具。ノルディックとは北欧のこと。北欧家具といえば聞き馴染みがあるかと思います。特徴はシンプルで線の細いデザイン。同じ木製家具でもカントリーとはかなり印象が違いますね。ノルディックなコーディネートには、落ち着いた色合いや素朴な模様の小物が合います。ちなみにあつ森のノルディックな照明は、ポール・へニングセンのPH 5というランプが元になっています。
よりシンプルで機能的なら北欧モダンと呼んだり、もっと木目のあたたかみを感じられる北欧ナチュラルというスタイルもあります。

モロッカン

こちらも新たに追加されたモロッカンな〇〇の家具。モロッコの幾何学模様のタイルやファブリックを組み合わせたエキゾチックなスタイル。カラフルで異国情緒を感じるのが特徴です。あつ森でコーディネートする場合はクッションやラグを使うと雰囲気が出ます。白い家具やレンガ、ラタンの家具も合うかもしれません。柄に柄をどんどん組み合わせてみましょう。ちなみにモロッコプフとは衣類を収納できるクッションのようなもの。独特の刺繍が特徴です。
民族柄を取り込んだコーディネートをボヘミアンスタイルと呼んだり、エスニックスタイルと呼んだりもします。その場合アフリカだけでなくアジアを指すこともあります。

和風

あつ森では和室を作る機会も多いかと思います。和風については解説するまでもないのですが、和室をコーディネートする上で参考になりそうなことを少しだけ。和室と聞いてまず想像する、床の間や違い棚のある形式を書院造と言います。その形式を無くしたものを数寄屋造りと言います。あつ森で和室を作るときに、厳格な和室を作りたければ書院造を参考にしてみたり、おしゃれな和室が作りたいときには数寄屋風などと調べてみると良いヒントが見つかるかもしれません。
あつ森の和風な〇〇家具以外にはラタンの家具もおすすめです。ラタンシリーズはリゾートな印象もありますが、日本語では籐家具のこと。田舎の実家に籐の椅子があったな~と思う人も多いのではないでしょうか。私はあつ森のラタンのソファを見ると旅館の広縁に置いてある光景を思い浮かべます。ちなみに、新たに追加されたピーコックチェアもラタン家具です。

おわりに

ここまで7つのスタイルと派生するキーワードについてざっくりと書かせていただきました。あつ森に登場する家具を中心にスタイルを選んだので、まだまだ足りないところはたくさんあるかと思います。スタイルを守らないとだめ!というわけではなく、こういうことを知っていると目指したいコーディネートがあったときに調べて参考にできるものが増える、という意味で読んでいただけると嬉しいです。


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