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ものづくりを始めた時の話

店を畳んだ時期辺りは、給付金なるもののお陰様で、仕事が無いには無いのですが、休むという選択をした方が良くて、ここ数十年で初めて働きづくめではない時間を持ちました。

貧乏性なのか、動き回らないのがどうにもしっくりこなくて、最初はどうしてよいのか分からなくなりました。

ちょうど近所に、親の様に慕っている方が一人暮らしをしていて、閉鎖された時代ですし、いろいろ心配で、その方の所にばかり行っていました。

その方がハンドメイド商品のネットショップをやっていたので、必然的に手伝いや、そこの資材を使って何か作ってみたりしていました。

そんな時にちょうど国際宝飾展なるものが開催されていて、そこで不思議な形にカービングしてある石を手に入れました。

何の石かもよく分からず、とりあえず珍しいから手に入れました。これをどう料理しようかと考え、とりあえず吊るしてみようかと思いました。

ちょうどそのネットショップがサンキャッチャーの資材を取り扱っている店だったので、クリスタルを購入させてもらい、吊るしてみたのが、ものづくりの始まりでした。

今日、その国際宝飾展が、最初に行ったのと同じビッグサイトで開催されていて、石を購入した業者さんと話してきました。

石を買ってからの経緯を話したら、喜んでくれておまけまでいただきました。

何がきっかけで、人生が方向を変えるか分からないものです。だから生きているのは面白い。

今はガンガン毎日施術をしていた時の大変さとはまた違った大変さがありますが、幾つになっても新しい挑戦ができることの喜びには変えられません。






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