見出し画像

物には意識があるのか?

天然石を扱っていると、石には何かしらの意識があるというのは何となく感じるところではあります。

魂の進化として最初は雲で、次に鉱物になって、そのずっと後に人になるとか。
いい加減な記憶ですが^_^;そんな話を聞いたことがあって、
そういうのが本当ならば、石には意識があっても不思議ではないです。
でも、ガラスには意識はないかと思っていました。
ガラス以外にも、テーブルとか、お椀とか布団などには意識が無いと思っていたのです。
その認識を覆す様な出来事がありました。

あるサロンで足もみ会をしていた時の話です。
そこにはサンキャッチャーがいくつかあって、私が足もみをしていたスペースのすぐ側にもあり、そこは窓際でした。

イメージ画像

ちょっと偉そうな作りの、サンキャッチャーだな、とは思っていたのですが、そのサンキャッチャーは室内の無風の場所で、窓ガラスにガンガン自分からぶつかって行くのです。
私は足もみ中で、お客様がいる状態でどうにもできず、ただ窓ガラスにぶつかるサンキャッチャーを不思議だと思いながらも、見ていることしかできませんでした。

サンキャッチャーの一番下に付いているのは光をとらえて拡散させるためのクリスタル、(いわゆるガラスです)が付いています。
そのガラスが窓ガラスにガンガンぶつかっていくのです。
もう不思議ですし、怖いですし、仕事を静かにさせてくれっていう状態です。

足もみ会が終わると、そのサロン経営者の女性の作ってくれたご飯と共に、お酒を飲んでお疲れ会をします。

その際に、窓ガラスにガラスが体当たりしていた話をしました。
一緒に飲んでいた人の中にちょっと感覚の鋭い方がいて、一緒に不思議な話の考察をしました。

自らぶつかっていたサンキャッチャーは、サロンオーナーが初めて作ったもので、
そのサンキャッチャー自体が「自分は特別」という感覚の元に存在していたようなのです。

そのサンキャッチャーは、自分が特別なはずなのに、そのオーナーがいつもいる場所には置いてもらえず、
たまにしか来ない、私の様なスペースを借りているだけの者の近くに置かれていることがプライドを傷つけたようで、怒って窓ガラスに体をぶつけていたように感じました。

イメージ画像

考察が当たっているか確認するために、オーナーがいつもいる場所にそのサンキャッチャーを移してみることにしました。
移動した場所は、日が当たる場所では無いので、サンキャッチャー本来の「太陽をキャッチする」という機能は果たせないのです。
しかし、移動してからは、サンキャッチャーは微動だにしなくなりました。

サロンオーナーの一番近くにいるということが、その子のステイタスのようです。
不思議でした。
物にも意識があるようです。

そのサンキャッチャーの意識の中では、新参物のサンキャッチャーがオーナーの近くにいて、何で自分が足もみ屋ごときの近くにいなきゃならないんだ?ということだったのでしょう。
私もそのサンキャッチャーは嫌いです。
お前に下に見られてる私は何なんだ?ということです。

結局、新参物のサンキャッチャーは私が施術する近くに移動することになり、威張ってるサンキャッチャーはオーナーの近くの日の当たらない場所で満足げに生活することで穏やかな毎日になったとさ、という話です。

どうやら、いかにも意識のありそうな無機物でなくとも、想いがあるようなので、いろいろ要注意です。

ちょっとものづくりではない話でしたが、どなたかのお役に立つ情報になれれば幸いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?