おそ松さんのおもいで

まず最初に、3期決定おめでとう!!!

いやあ、劇場版公開されてもうそれきりかと思ってました。なにせ、深夜アニメは1期→2期→劇場版で終わりといった作品が多いですからね…(このすばも続いて欲しいなぁ)

さて、おそ松さんという作品は深夜アニメの中で最も身近にあった存在で、私の青春時代をぶち壊した作品でもあります。

という訳で、おそ松さんとはなんぞやという人の為に私の記憶を手繰り寄せてここに書き留めておきたいと思います。リアタイで追っていた人は一緒に懐かしみましょう…!

社会現象レベルの話題力であらゆる人間をオタクに引きずり込んだ1期。1話早々にパロディ祭りでお蔵入りです。今日話題になっていたファイナルソードと同じ感じの話題性がありました。(ファイナルソードはモロアウトでしたけど…)2クールという贅沢な尺を持ち、あらゆる名(迷)エピソードを生み出した名作と言えるでしょう。エスパーニャンコ回やシk松爆誕回やレンタル彼女回、事変回やマリオカート回などなど…特に私は9話Bパートの「恋する十四松」がお気に入りです。演出が神がかっている…

衝撃の最終回から1年ちょっと、2期が放送されました。アクが強い前半、ギアを上げてきた後半という印象でした。1期ではあまり出番が無かったチビ太やイヤミといったサブキャラクターにも焦点を当てたエピソードが増えたことも特徴です。(この理由で私実は1期より2期の方が好きです)下ネタでバカやってるノリを貫いた前半もそれはそれで面白かったですが、脱落者が多かった…まあギャグアニメ慣れしてないとあのノリは少し応えてしまうから仕方ないですね。因みにオススメエピソードは11話のチビ太の逆襲、18話のイヤミは1人風の中、19話の1エピソードのバレンタインデー、そして24話の桜です。桜というエピソードは1期24話(bパート)の対比になっているエピソードかなと思います。両方とも6つ子がバラバラになるかもしれないというお話ですが、1期は悲観的、2期は楽観的な印象です。1期24話の衝撃は凄かった。6つ子皆で頑張れば良い話なのに、どうして無理矢理にでも離れる必要が?と当時は疑問でいっぱいでした。しかし、2期ではその真逆、父親が倒れた事をきっかけに皆で頑張ろうとした結果、どんどん離れていくようになりました。好転的で良い結果になりましたね。そしてこの2つのエピソードに共通するのが、ひとりぼっちになったおそ松の存在であります。何も考えられなくなるほどの喪失感を得てしまった1期、弟達が頑張っているのは嬉しいことだが、やっぱり心の奥底では今までの日常を欲している2期、同じ立場にあっても心情は異なる、中々良いシチュエーションですね。トト子ちゃんとのやり取りも必見です。2期での雨と桜の演出、ホントにエモい。

そして劇場版、私は2回行って2回とも泣きました。ガチで見て。後味も完璧な映画です。

高校生の時代にタイムスリップしてしまった6つ子達が、ある人に貰ったラブレターの中身を確認する為に(これが現実に帰る鍵になります)奮闘するお話です。ここでは詳しくは語りません。ビデオ屋で借りるなり配信サイトで見るなりして見て下さい。違法視聴はダメ絶対。

長々と思いのまま書いてしまいましたが、今の状況で6つ子は何をしているのでしょうか。それぞれ給付された10万円の取り合いでもしているのでしょうか。先の見えない世の中で人々と同じように不安を感じているのでしょうか。答えはわかりませんが、6つ子は今日も元気にバカやってると思います。こんな暗い状況にはなってしまいましたが、こんな時期だからこそバカやってる姿を見て笑う必要があるんじゃないかと思います。6つ子達がテレビで暴れる姿を楽しみにして、今日も明日も健康にゆるーく生きていきたいと思った次第です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?