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スタンスはそれぞれ

※今回も特にオチがない話です。

たまたま目に入ったnoteを読んで、めも的にツイートしたんですが

一旦ツイートに飛んでから記事読むのめんどくさいと思うので、記事への直リンク貼ります。

バンドに限らず、こういう感情や経験に心当たりがある人はいるんじゃないでしょうか。

例に漏れず、私も心当たりがある訳です。
芸人さん、ジャニーズタレント、アーティスト、など。

「売れるとそっと離れる」という現象、私の場合は主に10代の時に発生しました。

デビュー前の大野さん好きだったのですが、デビューしたときはすごくコレジャナイ感が強くて、デビューから一年ほどでおりました。
まさかこんな国民的なアイドルになるとは思わなくて、メンバーも仲良いようだし、心から良かったね、と思っています。
でも、自分がおりたこともそのときは必然だったので、今は特になんとも思っていません。
ついでに言うと、おりた頃はそんなに売れてもいなかったです。
おりた先(あがったんだかなんだか)で、私は私で幸せに今でもじたんを追いかけているのです。
(じたんは2018年末で退所しましたが、呼び方の癖は抜けない)

結成時から追いかけていた19も、一枚目のアルバムが出たあとくらいで離れました。
世間的にはメンバー二人と思われていますが、私は三人の19を愛していました。
結果的に、人知れず脱退という形になっている326氏のエッセイ文庫版でこのあたりのことは触れられていて、ご納得ではあったのですが、まぁ双方言い分はあるでしょうし、そこは適度に受け止めようねと思っています。
売れたことによる変化がそれぞれあったとは思いますが、今思うと私が離れた直接の理由は「売れたから」ではないように思っています。
結局、三人の19が好きだったんです。

木更津の妖精音楽隊も、体感としては売れたあたりで離れたんですけど、なんていうか、世間からすると東京ドームやったり紅白出たあたりが「売れた」なのかなって思うと私の体感はずれてるんだろうな。
以前の記事

こちらでも書いたのですが、私が観たいものと、本人(達)がやりたいものが違ってしまっただけだと思っています。
狭いキャパのライブハウスなんて行ったことないとか、リキッドルームは小箱とかっていう感覚の方々でも、まぁ名前は知られてるんじゃないかな、というところにはたどり着けたわけだし、良かったね、と思っています。
多分、これを読んでいる人には通じないんだけど、2010年あたりの対バンツアーで、転換中に各回のゲストにまつわる寸劇をバックダンサーにやらせる演出とか、「ほんと、あんたのそういうところはまじで好きだし信頼してるぜ」と心から思っています。

THE YELLOW MONKEYは私にしてはどメジャーなバンドだけど、本当に大好きです。
「売れてから好きになってるんだから別じゃん。」と言われるかもしれませんが、私の好きなバンドやアーティストを羅列して全て網羅して知っている人に私は今までの人生で出逢ったことがないので、そもそもメジャーどころに落ちるというのが極めて稀な人生を生きています。

19歳の終わりに初めてライブを観たとあるバンドのおかげで、私は狭いキャパのライブハウスに通うようになりました。
200とかのキャパも埋まってなくて、5バンドの対バンライブで、好きなバンドの出演時間はいいとこ40分で、あちこちのバンドに通っていたら月に10本のライブはザラ、みたいな時期もありました。
そういうバンドを沢山観ていると、色々あるもので。
本当に本当に、沢山の解散や活動休止やメンバー脱退を観てきました。
勿論、それぞれの目指すものが違うとか、家庭の事情とか、色々あるとは思う。
でも、正直、「これ、売れてたら違ってたんじゃないかな。」と思うことも多いし、ていうか殆どだし。

リンクを貼った記事を引用させていただきます。

突然武道館公演が決まった途端、今まで音楽にろくに興味すらなかった身近な友達までもが彼や彼女らの名前を口にしたりして。

うん。
分かる。
あるよね。
うん。

でも、私はそれ以上に、解散するとなった途端に、「ライブ見てみたかったんだけど残念。」みたいなのをもんのすごく沢山目にする方が、やりきれなくて。

それぞれ、好きになるタイミングというのはある種、運命的で。
前にライブを観た時には何とも思わなかったのに、今夜のこのステージで落ちてしまった。とか、そういうことはあるあるで。
そして私は常に何かしらを追っかけているので、その時その時のプライオリティというのがどうしても発生している訳で…。
そういう状況から、実際に好きで音源も持っておりいつかライブに行こうと思っているうちに解散が発表されてしまった。ということも経験があるのです。
私一人の動員でどうにかなるようなことでもないし、ごめんな、って思うのはなんか違うけど。
「残念」というのは本音なんだけど。

でも、私は、「通っていなかった私にどうこう言う権利はないのだ。」というところに着地させる。

あと、まじでうっかり20代を費やしてしまった某バンドについては、メジャーデビューのときに「遠いところへ行ってしまうんだ…。でも、私は、応援するから…!」という決意のようなものを胸に抱きながら、友達と泣きながら抱き合ったあの日はなんだったんや、というくらい売れなかったし、なんかもうちょっとホントどうかしてるわ!って仕打ちを受けたので…。

売れるってすごいことよな、って今は思います。

引用させていただいた記事で書かれていることと大幅にずれているのは承知しています。

私は、色んな物に対する「好き」って感情がすごく大きくて、それが行動原理になってる部分とかすごいあって。
他人の「好き」って話を聞くのも好きで。
だから友達だったりフォロワーさんの推しとかご贔屓とか担当が活躍してる抜擢されたって喜んでたりするの、すごい嬉しかったりします。

バンドだと、売れるとかって表現になるんだけどさ。
それこそ宝塚歌劇で言えば、活躍や抜擢って表現が一般的だと思うので。
そこら辺の違いとかもあるのかな、とも思う。

なんか、こう、みんなが好きなものに対してハッピーでいられたらいいよね、って思ってます。

てなわけで、私はいつでも皆さんの推しとかご贔屓とか担当に関するハッピーなお話受付中です(*^o^*)

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