チケット

ぴあのCloakが素晴らしい

チケットについての話です。
ヲタクにチケットの話題はつきものですもんね。

今日は、ぴあのCloak(クローク)について。

Cloakとは

チケットぴあで購入したチケットの「分配」「引き取り」「リセール」をサイト上で行うことができるサービスになります。
チケット購入・抽選申込時に引取場所を指定する必要がありません。
チケット代金の支払い完了後、Cloakサイトにチケットが表示されますので、公演開始までにお客様の好きなタイミング、引取場所で発券できます。
Cloakサイトにチケットがある期間は同行者などにチケットを渡すことが出来る「分配」や公演に行けなくなったときに再販が出来る「リセール」も出来ます。

以上、Cloak操作ガイドページより

チケットプレイガイド大手のぴあと連携しているサービスで、2018年から開始されたサービスです。

個人的な体感として、2005年くらいまではチケットプレイガイドといえばぴあ、CNプレイガイドもあったけど誰が利用すんだろ?みたいな感じに記憶しています。
ローチケもその頃にはまぁまぁ広まって来てたかな?
ローチケの強みは、近場のコンビニ(とはいえ、ローソン限定だけど)でチケットの受取が出来ること。
それまでのぴあといえば、店舗へ行くか配送かって感じだった。
(個人の記憶の範囲なので、違ってたら申し訳ないです。)

ローチケの台頭、そしてイープラスの台頭、ガラケーとはいえ携帯電話からwebアクセスが気軽に出来るようになったことで、チケットは携帯でweb申込→コンビニで発券というのがだいぶ浸透してきたのが2000年代後半から2010年代前半にかけてという印象。

それにともなって、ぴあの店舗というのはどんどんなくなっていきましたね。
今の20代くらいでも、チケット発売日にぴあ店舗に並ぶというのを知らない人も多いんじゃないかなあ。
私も最後に並んだのは16年くらい前だよ…

とはいえ、このコンビニ発券もそれなりに不便で。

ローチケは勿論、ローソンでしか受け取れません。
(一部ミニストップで受け取れる場合あり)
近くにローソンがないこともあるよね…

イープラスはセブンイレブンやファミマの選択が出来ても、チケット申込時点でどっちのコンビニで受け取るか選択しないといけない。
「当日までに発券すりゃいいや」と忘れていて、当日会場付近で選択した方のコンビニが見つからない、というポカをやらかした経験のある人もいらっしゃるのではなかろうか。

そんな中で登場したのがCloakです。

Cloakのメリット:受取コンビニは発券直前の選択でいい

前述の通り、うっかりの場合もあれば、チケット紛失防止で当日までチケットの発券をしないという人もいらっしゃるでしょう。
人によって違うかもしれないけど、私はわりとその時の目的地によって移動経路が変わり、それによって立ち寄れるコンビニも変わってきたりする。

でも、Cloakは発券する前にログインして発券するコンビニを選択→コンビニに行って発券が可能。

控えめに言って、便利。

会場付近に対応しているコンビニがあればいいのだ。素晴らしい。

Cloakのメリット:分配システム

公式サイトにも記載の通り、Cloakのメリットのひとつはこの分配システム。

一般的なプレイガイド(Cloak導入前はぴあも)は、例えば2枚で申し込んで購入したチケットは、2枚まとめての発券しか出来ません。
同行する友人が様々な事情で開演に間に合わない場合、受付でチケット預かり対応をしてくれる会場ならいいのですが、対応していない場合は自分もその友人の到着を待ち、開演に間に合わないことになります。

しかし、この問題をCloakは解決しました。
相手もCloak、つまりはぴあの会員登録(無料)をしていることが条件にはなりますが、2枚で申込・購入したチケットのうち1枚を友人のアカウントへ分配することが出来ます。
分配したあとは、それぞれが最寄りのコンビニで発券すればOK。
公演当日まで合わない相手でも事前にチケットを渡せる、って感じでこれは何気に画期的。

Cloakのメリット:分配システムは転売の自衛対策にもなる?

前述の通り、分配システムはとても便利なのですが、前述したように友人と別々で会場へ行く例でも郵送の必要がないのでとても便利です。

更に、分配して先方がチケットを受取処理した時点で、そのチケットは相手の名義となり、発券するとその名義がチケットに印字されることになります。

先方に分配したチケットが万が一、再譲渡や高額転売に利用されていた場合、自分の名義が記載されていたとしたら…?
という心配がなくなります。

現状、Cloakの分配システムではチケット代金のやりとりが不可能ですがこれだけでも十分便利です。

Cloakのメリット:リセールシステム

Cloakではリセールシステムも整っています。
出品も簡単ですし、リセールが成立すれば登録している口座へチケット代金を振込してくれます。
(ただし、システム利用手数料は差し引かれます。)

公演によってはリセールシステムが利用出来ないこともあるようですが、これはチケットが取れなかった人も敗者復活!という感じで希望が見えてくるものになりますね。

なお、発券済チケットのリセール出品が出来ませんので、万が一の為に、自分が行く予定のチケットであっても、発券はギリギリがおすすめです。

Cloakのメリット:払い戻しも楽ちん

先日、中止となった公演で、ぴあのCloakにて未発券のチケットを所持していました。
購入経路などによって多少の違いがあるかもしれませんが、私が所持していたチケットに関しては、払い戻し受付期間になったらCloakのアイテム一覧のところに「払い戻し」というボタンが現れ、それをポチり、振込先口座を入力でOKでした。

ぴあとCloakは連携していますが、一応切り離されたシステムという扱いのようで、クレジット支払であってもCloakから払い戻し処理→口座振込にて返金という形でした。

とはいえ、2週間程度で払い戻しされたのでクレジットカードへの払い戻しよりは早いかなぁ、という感じ。
(利用しているクレカの締日とか引落日とかも関係してくると思うので断言は出来かねますが。)

因みに、こちらも未発券なので楽ちんだった、ということのようなので、やっぱりCloakのチケット発券は公演の前日くらいまで寝かせておくのがおすすめ。

結論:手数料は惜しくない。

という感じで、Cloakはわりとメリットが多いのでこういう便利なシステムを使う為にプレイガイドへ手数料を払うのは惜しくはないな、というのが私の結論です。

勿論、分配システムでチケット取次のように代金の授受も出来たらもっと便利ではありますし安心です。
今後ももっと便利になってほしいな、と思っているのでそういう便利なシステムの開発費と考えるならばプレイガイドの手数料は決して高額ではないのかな、と私は考えられます。

今後もがんばれ、Cloak。

そして、他のプレイガイドさんも頼むぜ!

あと、繰り返すけど、Cloakのチケットは公演の前日とかに発券の方がいいよ!!!!!

では、また

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