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フロアからの意思表示

この記事は特にオチがないので最後まで読んでも中身はないです。
苦情は受け付けません。

ヘッダーは特に意味はなくヒルトンのストロベリーブッフェです♡



私はかつてとあるバンドに通っていて、まぁ、ざっくり20代はそのバンドなしには語れない。
勿論、全部が全部そのバンドの為に生きているって感じではないし(なんせ、追っかけてるものが昔から複数なのだ)、一番多かった時ですらそのバンド単体の出演ライブは年間100本以下なのだ。

宝塚なんて、ひとつの作品で大劇場・東京宝塚劇場と上演すればだいたい100公演くらいになる(はず、だよね?たしか)

だから、当時そのバンドに費やした時間やお金や精神力や体力やその他もろもろより、今私が宝塚歌劇に費やしている諸々の方が多い。
断然多い。

それは単純に、環境の違いとかもあるから、簡単には比較できない。

で、まぁ、そのバンドは一旦活動休止をして復活するも、現状は開店休業の状態で活動はしていない。
「はっwwww笑っちゃうねwwwww」とは思うけど、別にすごくライブしてほしいとも思ってないです。
なんでそういう感情になったかというのは本当に長い話になるし、身バレもしたくないのでちゃんとは書きません。
お会いした時に聞きたければ聞いてみてください。
むちゃくちゃ長くなるし、その上で全ては語りきれないけど。

そのバンドに通うようになってから活動休止まで、私はざっくり10年。
そのうち、純粋にそのバンドが好きでライブが楽しくて、っていうのがざっくり3年。
あとは惰性というか、期待しては裏切られていました。

例えば、私は一時期ほんのちょっとだけ、き〇だ〇というバンドに通っていた。
世間の人にこれだけ名前が知られるようになるより前の話。
期間にするとだいたい一年くらいで、ちょうど過渡期くらいに前述のバンドにハマったこともあり、離れていきました。
私が観たいものと、彼ら(センターの彼、かも)が目指すところが違ってしまっただけで、その後彼らは紅白にも出演して、今となってはものすごく音楽好きという人でなくても、まぁ名前は知ってるかなくらいの知名度になったので、良かったですね、という気持ちです。
現在、彼ら(彼)が目指していたところにちゃんと到着していて、それで満たされた上で更に何かを目指したりしているかどうかは、残念ながら私は知る由もないし、言ってしまえばそんなに興味がないです。
実は彼ら(彼)が目指していたところに着いていないかもしれないけど、それでも明確に知名度だったり東京ドームでのライブだったりという実績は手にすることが出来ているのは事実です。

さて、一方、前述のバンドというのは一応メジャーデビューはしたんですけど、よっぽどの音楽好きでもその界隈を知らなければバンド名も知らないでしょう。
勿論、メジャー契約はすぐになくなったようです。
メジャー契約が更新されないことをわざわざ発表するバンドってのもそんなに多くないでしょうが、まぁ、通ってる方には分かるもんです。
実際に、所属している方々がそれなりに著名な事務所でしたが、その事務所から離れたことは公表されているし、お察し案件なのだな。
少なくとも私が20代のときに通っていたそのバンドは、明確な知名度や大規模のライブといった実績を手にしていません。

「そんなものを目指していた訳じゃない」とご本人に否定されたら、そうですか、としか言いようがないけど、でもじゃあ今目指していたところにいるんですか?という意地悪な質問を敢えてご本人には投げかけずに、私は友人と酒を呑むだろうな、って感じ。

さて、そのバンドに通っていた期間の大半を、惰性とか、なんか色々で過ごしていた私です。
そんなことをしていたもので、「甘やかしてしまったのは我々の責任でもある」と思っていたりもします。
少なくとも、私は自分にも責任の一端があると思っています。
ちょーーーーーーーーーーーーー端っこだとしても。

それでも、それでも

「明日のライブは対バンがいいから」「次は自主企画だから」「次は記念日だから」……etc
そうやって言い聞かせたりして期待して、ほんの少しはワクワクを持ってライブハウスへ行ったりしていたんだ。
その期待やワクワクやフラグが回収されたことはほぼなかったし、「思い出は美しい」という言葉とは裏腹になんだかそんなに美しかった思い出はどれほどあったのか分からないし、今、諸手を挙げて大絶賛できるライブは果たしていつからなくなったのか…。
考え始めるとやってらんねいので、考えない。

当時を知る友人たちと愚痴を交わしながら酒を呑むくらいしか出来ない。
傷をなめ合うしか出来ない。
それが後ろ向きだとたしなめられたところで、当事者ではない時点で残念ながらその助言や苦言をまともに私は受け入れられる状態ではまだない。
いつか受け入れられる時がくるとも思わないし、そんな時が来ることが正しいとも思わないし、来なくたって問題ない。

だって、復活したのにライブないんだもん。

100%とはいかなくても、例えば3人や4人のバンドメンバーで、インディーズで、自分たちであれこれしている規模感であれば、本人達の意思がライブに反映される割合はものすごく大きくなる。

だから、フロアからの意思表示も本人達に伝わる割合も大きくなるんだろうなと思う。

だから、そういうときに、私はきちんと意思表示ができていなかったのではないか、と思うんだよね。
嘘は言わないので、心にもなく「今日のライブすっごく良かった!」なんて伝えたことはないけど。
(どちゃくそ酔っぱらった二回くらいのときにもし言ってたらごめんやで!)

笑い話も沢山あって今でもネタが尽きないけど、人としてありえなくない?ってこともされたし、あのバンドを追っかけて得たものはなんだったのか…となることもあるし、それでもあのバンドきっかけで出会った友人達が沢山いて、そのうちのいくらかは未だに付き合いがあって本当に恵まれているとも思う。

あのバンドの対バンで知ったバンドとか、そこから派生した色んなものがあって、あのバンドとは違って今も純粋に大好きで出逢ってよかったと思えるバンドもある。

でも

って、こういう「でも」を言いたくなるんだよな、ってところで察してくれたら嬉しいな。
まぁ、察してくれなくても別にかまいません。

この話はとくにオチがないので以上です。
まじでネタは尽きないので、お会いした時に聞いてくれたらウケる話いくらでもするよ!!!!

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