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レターセットやポストカードをどこで購入しているのか、という話。

一生使い切れないんじゃ…?と時々思う量の便箋、レターセット、ポストカードが我が家にはあります。
え?皆さんはないの????

もう20代前半ならSNSネイティブ世代ですし、推しや贔屓や担当にお手紙を書くという文化に触れたことがないという人がいるのもご納得ではあります。
mixi全盛期が2005年くらいから、いいとこ2010年くらいって感じですかね?
mixiはインディーズのバンドマンなんかはそれなりにユーザーがいたという肌感覚ですが、有名人や芸能人なんかががっつり名前を出して登録していたという記憶はあんまりありません。
twitterやInstagramは有名人・芸能人ががっつり名前を出して登録し、使っていて、気軽にリプライやコメントを送ることが出来ますもんね。

私はというと、SNSがない時代、推しという言葉がない時代から何かしらを「推し」ていた訳です。
じゃにーず、お笑い、バンド、そして今は宝塚歌劇。
一部の例外はありますが、基本的にじゃにーずもタレントさんはSNSを利用していないし、宝塚歌劇も同じく現役生はSNSを利用していませんね。
結局、私は中学生…いや、小学生くらいからかな?今に至るまで、想いを伝えるためのツールとしてお手紙が必須なのです。

何故お手紙を書くのか?何故想いを伝えるのか?
というところまで掘り下げると長くなるので今回は割愛します。
機会があればいつか記事を書いてみようと思います。

そんなこんなで、私は元々ゆるーく文具や紙モノが好きというのもあって我が家には大量のレターセットやポストカードがある訳です。
で、余りお手紙(ファンレター)を書くという経験がない方にちょくちょく、「そういうレターセットやポストカードって、何処で買ってるんですか?」と聞かれるので今日はそんな話をします。

まずは王道。東急ハンズやロフト

わりと身近なところで言えばやはりハンズやロフトですね。
特に銀座のハンズとロフトはわりと品揃えが豊富なので、行くとかなり時間をかけて色々と選ぶしついつい色々と買ってしまいます。
東京宝塚劇場からは少し歩きますが、観劇のついでに立ち寄ってみるのもオススメです。

広尾のそれいゆ

広尾にあるそれいゆをご存じですか?
イラストレーターや雑誌編集者、デザイナーなど多岐に渡る分野で才能を発揮し、戦前から戦後にかけて一貫して少女たちや女性たちに美しく生きることを説いてきた中原淳一氏のグッズを扱うショップです。
私は、戦前の少女たちが憧れと敬愛を込めて呼んでいたように、淳一と呼んでいます。
ここ10年ちょっとの間にそれいゆで発売されたポストカードやレターセットは恐らく全て購入したと思います。
それいゆだけではなく、淳一展などがあれば足を運んで新商品なども入手してきました。
淳一の描く少女が大好きで、私はここぞ!というときに淳一のレターセットやポストカードを使用します。

乙女の聖地。弥生美術館・竹久夢二美術館

近年、話題になっている谷根千エリアにある乙女の聖地といえば弥生美術館・竹久夢二美術館。
ふたつの美術館が連結していて、一人分の入場料でどちらも展示を見られます。
戦前の少女文化・乙女文化を愛する私にとっては本当に貴重な展示を見られる素晴らしい場所なんですが、更にここでは当時の挿絵画家や抒情画家のイラストを用いたレターセット、便箋、ポストカードが沢山販売されています。
高畠華宵、小林秀恒、鰭崎英朋、蕗谷虹児、田村かつぢ、藤田ミラノ、内藤ルネ、水森亜土、小林かいち…
本当に、此処に行くと散財しまくってしまいます。

意外と穴場。ミュージアムショップ

というわけで、弥生美術館・竹久夢二美術館に限らず美術館や博物館のショップというのはなかなかオシャレで素敵なポストカードを購入出来る穴場です。
都民は取りあえず上野へ行きましょう。
私は東京国立博物館で展示を見るときは、なんなら最初にミュージアムショップへ立ち寄るくらいです。

展示会ももちろん狙い目

前述の通り、私は様々な挿絵画家・抒情画家・イラストレーターが好きなので彼らの企画展・特別展があればなるべく足を運ぶようにしています。
勿論、一番のお目当てはその美しい絵、場合によっては原画を見ることですが、そうした展示会もミュージアムショップ同様、基本的には図録やグッズを販売しています。
原画や複製画には手が出せなくてもポストカードなら…と購入する訳ですがここでお手紙用のポストカードも購入したりする訳です。
高橋真琴展なんかに行くと、とんでもなく長いレシートととんでもない枚数のポストカードと一緒に帰宅することになるんですよねぇ。

個人作家さんからの購入もいいぞ。

オリジナルのデザインでレターセットやポストカードを製作されている方も多いです。
私だと、吉祥寺パルコでほぼ常設となっているラヴィドリュクスという催事やミンネで良く購入します。
関西へ行ったときにタイミングが合えば英国とアリス展や天体観測展に足を運んだりします。
ニッチで可愛いデザインのものも多いのでわりとおすすめです。

余談。

ここからは余談ですが、現在はシール式で可愛い切手が毎年色々販売されるので気に入ったものを郵便局で見かけたら購入をおすすめします。
可愛い切手を貼った可愛い封筒から可愛い便箋が出てくるなんて、ワクワクしちゃう!

好きなタカラジェンヌさんにお手紙を書くときは公演にちなんだ絵柄のものを選んだり、季節に合うものを選んだりと、そこからとっても楽しいんですよね。
私自身は文字が綺麗とは言い難いですし、決して文章がうまい訳ではないのでそういう意味ではいつでも気軽にお手紙を書いているとは言えません。
でもやっぱり通信手段はお手紙が基本!という時代の文化が大好きで、当時の少女たちがやりとりしたお手紙の文面なんかを読んだ日には、もうキュンキュンして嬉しくなってお手紙を書きたくなります。
お手紙という通信手段はとっても素敵なものだと思っているので、少しでもお手紙を楽しむ方が増えたらいいなぁ、と思っています。


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