人生に1度くらいまぶしい情熱をぶつけてみたい

ブルーピリオドというマンガを読んでいる。

まだ途中までしか読んでないからストーリーを把握できてるわけではないけど、主人公「矢虎やとら」は高校2年生のとき美術に心をぶち抜かれて、クラスで2番目に頭がいいのにも関わらず藝大1本の受験に切り替え、美術の勉強をしていく(今まで絵を描いたことはない)という感じだ。

わたしは矢虎の情熱にずっと圧倒されまくっている。

高校2年生で初めてちゃんと絵の勉強をするわけだからすでに猛者がいる。しかも、美大に受験するとなったら周りと比較して劣等感とかすごいと思うのに、矢虎は周りをひがんだりうらやんだりしないのだ。

「自分の絵がまだ周りを納得させられないからあんなこと言われるんだ」という感じで、つねに「くやしい」という気持ちを自分の技術向上に使っている。

「藝大合格」という道に向かって、一心不乱に朝から晩まで追いかけられる情熱がまぶしい。

わたしもなにかにそんな風に取り組んでみたいと前から思っている。

だけど、まったくできてないのが現実だ。
矢虎のような燃え盛る情熱も持ってないし、自分のダメなところを受け入れてスキル向上につなげる強さや貪欲さも持ち合わせてないんだよな。ま、言い訳なんですけど。

そこまでして成し遂げたいと思える「なにか」に出会えるってすごいなと思うわけです。


話は変わるんだけど、ブルーピリオドを読んでたらアートというものがわかってきたかもしれん。

絵下手くそだし美術なんてまったく興味なかったけど、推しは偉大だよね。推しが絵を描く人なだけで、アートはちょっと身近になったし描いてみたいと思う存在になった。

そんな中ブルーピリオドに出てくる「美術は文字じゃない言語」という言葉に納得した。わたしが文字で想いを表すように、アートは文字じゃない言語で想いを表してる。ただそれだけ。

矢虎が1番最初に描く絵が「自分にが見えている朝の渋谷」なんだけど、わたしもそうゆう絵を描いてみたいなと思った。


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