日本の軍国教育はラジオ体操から始まった...

 昨日の記事の続きになりますがアニメ映画「火垂るの墓」で節子が防空壕のそばで洗面器をかぶり兵隊ごっこ遊びをしていたのも軍国教育の洗脳による遊びだったと十分に考えられますが、幼少の子どもまでが洗脳された事に空恐ろしく感じます。

 さて、間も無く学校では夏休みが始まりますが、早朝から家庭の近所の公園などに子どもたちが集まりラジオ体操が行われますが、あのラジオ体操というのは、「体操」と書くのではなく、本来の書き方は「隊操」が正しく、つまり、「兵隊」の「」を書くのでしょう。ラジオ体操は昭和天皇の即位を祝う事業として発案され、東京中央放送局(NHK)から放送され、振り付けは郵便局員が全国に周知したとされています。ちなみに初代の担当者は陸軍戸山学校江木 理一少尉でした。そして、陸軍戸山学校というのは帝国陸軍の軍学校であり、歩兵戦技(射撃・銃剣術・剣術)などを教え生徒育成と研究をおこなっていました。あなたは早朝にラジオ体操に向かうのに駆け足で行きませんか(笑)

 とどのつまり、日本の軍国教育というのは今現在においても薦められているということです。ちなみに、こうした軍国教育のはじまりは「森有礼」という初代の文部大臣が「明六社」という私塾を福沢諭吉らと「富国強兵」を目的に始めたとされています。戦中の竹槍訓練などもそういった事から始まっていったのでしょう。

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