御用学者のいう柏崎刈羽原発のABWRは果たして安全なのか

 東京大学教授の肩書を持つ岡本孝司氏は相も変わらず原発推進派として、Yahoo記事のエキスパートに君臨していて、今回、柏崎刈羽原発で核燃料を装填した7号機に対しても、改良型のABWRだから安全だと言い切っています。

 しかも、6.7号機を稼働させれば、電気料金が安くなる事も期待し、安定供給にも貢献すると。
 良くこのような安全性にも欠けた事が書けると呆れてしまいます。以前にも触れましたが、岡本教授は福島第一原発処理汚染水問題にも度々、投稿していて、安全を振り撒いていました。

 しかも、原子力安全委員だったころに三菱重工業から200万円のお小遣いを頂いていらっしゃるようです。

 柏崎刈羽原発の7号機が運転を始めたのが、1997年ですから、この方も闇が深いと思われます。

 そして、2018年において東京電力は柏崎刈羽原発の7号機に三菱電線工業の不適合部品が使われている可能性があると発表し万全を期すために停止中に不適合の可能性のある部品を全て交換すると発表しています。



 さて、岡本教授は福島第一原発事故をどのように評価されていたでしょうか。原子力産業新聞のインタビューに呆れるような事を言われていますから読まれてみて下さい。

 耳かき一杯のデブリも取出せないし、1号機などは、とてつもなく危う状況下で廃炉ができると思いますか。口先だけの原発推進論理ではどうにもならないのですよ。

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