志賀原発の変圧器の絶縁油は真っ黒

 北陸電力が公表した1号機の変圧器の絶縁油漏れですが、みなさんご存知のとおり真っ黒ですね。

 私もこの手の絶縁油にはたずさわっていたので知っているのですが、このようなに黒いのは劣化している証拠です。あるいは燃えたという考えもあるかも知れません。まず、下の変圧器に利用されている絶縁油の劣化の状態を見て下さい。

 左から2番目の試験官の絶縁油はほぼ透明ですね。その左側は茶色くくすんでいます。3番目も茶色いですね。一番右側もガソリンのような色してますね。これらが劣化を表しているものですが、茶色いのは劣化が進んでいて、交換しなければ、変圧器の除熱効果が弱くなるのです。
つまり、北陸電力はメンテナンスも定期検査中でありながら、怠っていた可能性も考えられるのです。今日の✖で私宛てに次のようなリスポストがありました。

 つまり、北陸電力は先だってアセチレンの検出も認めています。いわゆる、発火の可能性もあったということでしょう。この件に関して立憲民主党の川内氏が志賀原発を訪れ正門で幹部社員に問い質したそうですが、そして、以下の様に述べたそうです。それを火災でたたかれておられた鳩山由紀夫さんがポストされていました。「断言できない」と….

 ここまでなると、北陸電力は犯罪の領域になる可能性もありますね。そして、私がもう一つ気になるのが、若葉台変電所の鉄塔の碍子の欠損ジャンパ線の素線切れです。これも普段のメンテナンスの怠りではないのかと思っているのです。

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