北陸電力の送電設備はメンテナンスの怠りではないか

 北陸電力は現在、東電や他の電力事業者から1000人規模の応援で能登地震で倒壊や破損した電柱など送配電設備の復旧作業を行っているが、避難所など中心に復旧は徐々に進んではいるが、停電箇所があまりに広く復旧も困難しているようだ。
 その多くの原因は日頃のメンテナンス(保守点検業務)にもあったのではなかろうかと疑問に思う。それは、能登半島に何度も地震が発生しているからだ。昨日、私はYouTubeであがっていた動画を見て考えた。
 この動画では能登半島での一般住宅などの耐震問題を扱っているが、前述したように能登半島では何度も地震が繰り返して起きていて、建物も一度に倒壊するのではなくて、徐々に倒壊しやすくなると説明されている。

 電力設備などインフラも同様ではなかろうか。今回の地震で高圧鉄塔などの倒壊は無かったが、若葉台変電所の鉄塔に敷設してある送電線の碍子の欠損とジャンパ線の素線切れがあったという。

 電柱などもそうだが、これらは日頃のメンテナンスも重要ではなかろうか。隠し事の多い北陸電力で、都合の悪い事象が起きると、後だしジャンケンのようにボロを出してきて、その負担は国民にしわ寄せがくることとなるのである。

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