三菱電機の変圧器でのデータ改ざん問題。

 「三菱電機は自社製品でもある変圧器のデータの改竄を1982年以降に製造された製品3,384台が対象となり、また、検査報告書に不適切な記載があることも確認された。さらに、社内の設計指針で提案されたものや、顧客と合意したものから逸脱した、ユニット設計が複数あった。たとえば、「温度上昇試験」では、22kV 2MVA変圧器ユニットが、規制機関の定める最高温度を大幅に超えていたにもかかわらず、Mitsubishi Electric の試験報告書には過熱の危険性がないかのように不正に記載されていた。」と…

 これについて2月4日の参議院予算委員会の中で立憲の石垣のり子議員が質疑で経産省や原子力規制委員会の山中委員長に問い質したところ、今回の能登半島地震変圧器の絶縁油が大漏れした北陸電力の志賀原発も三菱製品だったと、しかも500ガルまで対応できるとなっていた製品が399ガルで壊れたと…
(志賀原発の私の記事はこちら)


(質疑は休憩後)

 ちなみに経産省によると、この三菱製品の変圧器は下記の原発だけはなく、火力や電車のエアコンやブレーキなどにも利用されていたと。(呆れる)

そして、なんと福山市でも製作していたと(泣く)

 そして、私が働いていた柏崎刈羽原発では中越沖地震の時に3号機の変圧器が油漏れして、地落で火災が起きているが、この変圧器もおそらく取り替えたことから、おそらく三菱整の可能性があるという事です。ちなみに再稼働を目論む7号機は日立だとか…
おまけ

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