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夢日記録♯001 魔法世界でも鼻血は止まらない


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d.
主人公:専門学校生。多分男性。
カメラワーク:主人公視点(主人公の顔は映らない)

・シーン1
BGMが鳴っている。ラブサイケデリコとすばらしきこのせかいの中間みたいな音楽。ラーッララドレソーソーファーミー。
主人公は終業式に行きたくない、と家でごねている。
リビングは白を基調としていて、12畳くらいで整頓された様子だ。
昨日までグァーム(グアムではない)に出張していた父親から謎の土産物を貰う。ごつごつとしたパッケージのお菓子。
ひどく眠いし、もう既に寝坊気味なのにこれ以上急がされたくない、
なんてぼやく。
父親からは魔法単語の羅列を聞かされる。加速魔法だかなんだかで、教室と家を短縮してやるから、とっとと準備しろみたいなことらしい。
メールを確認すると、土師器啓太殿、と雅号が表示されている。
イラストレーターとしての仕事を持っていて、その発注メールだった。
あっちもこっちも急がされやがる。

・シーン2

191227_夢日記_001どうやら出席には間に合ったらしい。
登校すると、教室はフリーダムな感じになっていた。生徒は席についていないし、浮かれた様子の爆竹魔法とか空中描画魔法が飛び交っている。うっかり接触すると帰宅するまで発光した服で過ごさなきゃいけなくなるかもしれない。後ろから二番目の席でひっそり過ごす。
白い壁と木目の床を見ながら、なにかにぶちあたったのか、右鼻から鼻血が出ているのをぼんやりと感じる。拭う気力もないくらい眠い。
今日はもう体調不良ってことで帰っちゃ駄目かな。

シーン3
講堂に移動して、終業式はつつがなく進行している。
台本の読み上げ。教師の挨拶。来賓の挨拶。とくに注目を受けたり気遣う必要もない側の空間。
隣の席から、小学校からの同級生がこちらをみやってくる。これは誰だっけ、Kx君だかTs君だかKn君だったか、なんかそんな名前だったような。
小学校時代は犬猿の仲だったが、今はやたらと気遣ってくれているようだ。
「調子悪いん?」
「お腹痛いんだよね(適当)」
「えっ保健室いけよ。せんせー!」
「えぇ、嫌だよ面倒臭い、先生なんでもないですって」
なんてやりとりを交わす。
腹じゃなくて鼻血が出てるのは見た目でわかってくれよ、なんて思う。
拭わないのは多分面倒臭いからで、保健室に行くのも移動が面倒くさいから、早く時間が過ぎればいいのにと思っている。
一眠りしてメールを返したい。

二つ前の席でも挙動不審な生徒がいる。あれはSm君だろうか。
「あれ?Sm君焼けてないか?」
「昨日まで遠征行ってたみたいだよ」
「ふぅん」
「お土産もらってねえの?ほら」
「えっ別にいらないよ、こんなときに」
父親から貰ったイマイチなお土産を思い出してしまう。
彼とも、気は合うけれど趣味は合わないのだ。

壇上で、証書の受け取りみたいな、額縁が教師と生徒の手で掲げられる。
額縁にアールヌーヴォーな紋様がはしり、額の内側にも侵食していく
魔法単語の羅列。
しまった、このままじゃあ巻き込まれる。

と思ったあたりで起床した。

*
・夢の中でも眠い
・たまに夢のなかで音楽が流れるが、現実で聴いたことがあるものなんだろうか
・魔法や異能が出てくる夢はけっこうみる

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