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夢日記録

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2005年から書き溜めた、夜と昼にみる夢の記録をお裾分け。
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2020年3月の記事一覧

夢日記録♯026 タロット異能戦闘閑話

♯025はこちら d. 主人公:細身の男性。赤いはちまきを巻いている。 カメラワーク:主人公視点 ・シーン1 この世界には異能が存在する。 タロットの大アルカナ22項とその正逆の符丁に因んだ能力たちはそれぞれその"原種"からの恩恵を"分け合って"我が物としている。そのため、能力者同士で戦い、能力者の数を減らすことで相対的に自分の能力を上げる、という行為が行われてきた。 主人公の男は能力者たちのトーナメントに巻き込まれているようだ。一定時間で強制的に建物の中を転移し、一対一

夢日記録♯025 影武者は芸達者

♯024はこちら d. 主人公:不明 カメラワーク:パーツは見えるけど、顔など要所が見えづらくなっている ・シーン1 お偉いさんな女性に会うためということで、延々着せ替えられている。気楽な恰好をしたいものだけど、そうはいかないらしい。仕上がった姿を家族に見られて「コスプレみたいね」なんて言われる、自分でも思ったけど、客観的に言われるともぞもぞする。仕方ないじゃないか。 ・シーン2 支度を終えて、お偉いさんの部屋に行く。天蓋付きのベッドに半身を起こした綺麗な女性だ。キラキ

夢日記録♯024 以下の語句から連想して小説を作成しなさい

♯023はこちら d. 主人公:女子学生。高校か予備校かそのくらい。 友人K:リアルに存在する友人 カメラワーク:主人公視点 ・シーン1 そこは学校の一室。 広さからするとアトリエのようだけど、床や壁は綺麗でなんだか講義室のようでもありました。机はなくて、人がまばらに、適当に各々が椅子を置いて座っています。小学校にあるような、座面が四角で背もたれが付いている木製の椅子です。どれも新品かそれに準ずるような仕立てで、明るく艶めいていて心地よいものでありました。 主人公は、この

夢日記録♯023 吸血鬼は湖を渡れない

♯022はこちら d. 主人公:なし。様々な人の動きをカメラが追いかけるかんじ。 ・シーン1 湖の中に古城が立っている。西洋風の、直線の多い縦長のデザイン。城といっても装飾は控えめで、教会といったほうがイメージが近いかもしれない。大きな両開きの扉のすぐ内側が講堂であり食堂だ。細長いテーブルに白いクロスがかかっている。 その食堂部分では食事が始まるところで、10代の少年たちと20代前半くらいが何人か、スープ皿を前に広間の席についていた。 ・シーン2 湖の外を走る列車に少女

夢日記録♯022 アスレチック絵画教室

♯021はこちら d. 主人公:学生。多分男。 カメラワーク:主人公視点が主で、体感が強い。人の顔はよくわからない。 ・シーン1 僕は教室に行くために、ビルに踏み込んだ。 灰色の外壁はコンクリートの打ちっ放し。内壁だってほとんど無地のくすんだ白だ。 室内にはアスレチックのパーツが縦横無尽に張り巡らされていて、先に来ていた顔なじみの男たちがベストポジションを探して登っている。 ボルダリングのような持ち手。茶色のロープ。縄ばしご。木の板は固定されていなくて、ぶらぶらと頭上を揺

夢日記録♯021 地底のナニカとの闘い

♯020はこちら d. 主人公:不明 カメラワーク:ゲーム画面の映像と操作している指の感覚がある。 ・シーン1 ゲームボーイカラーの画面だ。ドット表示で、ゼルダみたいなアクションRPG。キャラクターの設定は「嫁」、シーンは「旦那が返ってくるまでに義母との戦闘を終わらせなければならない」。要は中ボス戦だ。1戦目はうまくいかなかった。ABスタートセレクトを同時押ししてセーブポイントからリスタート。早送りのような画面のあとにまた嫁姑戦闘が始まり、そして負ける。真っ白な崖っぷちか

夢日記録♯020 忍者の里をパトロール

♯019はこちら d. 主人公:忍者。性別は不明。他者からは桧と呼ばれる。 カメラワーク:漫画みたいな視点。主人公の一人称だけど、主人公の表情が見える時もある。 ・シーン1 我々は忍者だ。里を守る使命を持っている。 しかし里には流派、派閥があり、それぞれの思惑と守秘義務を抱えながら、上辺の帳尻を合わせて活動をしている。必ずしも統制が取れているわけではないーーというか、対立しあう者たちは策略や忍術を駆使して、それぞれに足を引っ張り合っている。 そこは定例集会の場だ。篝火を中

夢日記録♯019 怪力自慢は食堂で働く

♯018はこちら d. 主人公:学生。 カメラワーク:主人公視点 ・シーン1 昼下がりの、柔らかい日差し。主人公は母親と共に軽食を取りに店に来ている。レストランというよりは、学食を彷彿とする大衆食堂だ。オレンジ色の壁。食堂の中央がカウンターで、一番床が低い。同心円状に段差があって、溝の部分をロボットとおじさんが行き来しながら給仕する。 ロボットは紺色の装甲だ。アメフトの防具を球状に大きくしたようなフォルムで、いかつい肩の間にちょこんと頭が乗っかっている。普段は口だけが動い

夢日記録♯018 いたずらして逃げるが勝ち

♯017はこちら d. 主人公:学生。 カメラワーク:第三者視点。映画みたいにころころかわる。 ・シーン1 主人公宅に友人が集まっている。K、M、W、E、N、R。主人公とMは1階で飲み物の準備をして、2階のほかの面子と合流する。しばらく寛いでいると、どこからか黒い塊が飛んできた。 「ゴキブリ!?」 「にしてはデカい」 椅子に留まったところをみてみると、ツノの短いカブトムシのようだった。 「わーいクワガタクワガタ」 桑原桑原、みたいに唱えるM。脅威ではないとみてほっとした面