あと1cm

あと1cmツアーが終わりました。

4-5月にやるはずだったツアーがまさかここまで長引くとは…。

ワクワクできる期間が伸びたと言えばポジティブだけど、先が見えない中で無くなってしまわないかという不安の方がやっぱり大きいし、まず自分や周りの人たちが元気で居られるのかっていう不安だってあって。

自分が好きなエンタメがどんどん制限される中で、なんとかして生の音楽を届けてくれたTaNaBaTaが救いでした。あにーさん、関わってくれた方々、ありがとうございました。

高崎(昼夜)、名古屋、熊本、福岡、京都、神戸、浅草。

名古屋は平日だったしその他の公演に行ける予定が立ったので諦めたけど、その公演では、学生時代に死ぬ程聴いたRainbow Girlを歌ったと知って行かなかったことを少し後悔したり、、いや、かなり後悔したり、したり。

そんな訳で名古屋以外の公演は行くことができました。7/8って我ながら結構頑張ったね。その他のエンタメが何もなかったのも功を奏して、すっからかんだったスケジュールが、年末はこのツアーで埋まりました。

お手紙だったり、直接お話しできる機会があると、ツアーやってくださいと毎回お願いしていたから、発表された時は本当に嬉しかったなぁ。

ツアーは、あの季節、あの会場で聞いたあの曲った思い出せるから好き。公演で話していたご当地グルメを食べたり、その時の空気だったり、観光地だったり。勿論、自分が住む街で、目瞑ってても行けるぐらい行き慣れた会場で聴く音楽も大好きだけど、やっぱりツアーのワクワク感、好きな人と特別を共有している感じは最高だなぁと思います。(ずっと首都圏に住んでいるからなんだろうけどね)


ちょこっとツアーの記憶。

2020.11.7

高崎ではゴーストシップが忘れられない。「僕らがいつまでも繋がっていれるように 音符と休符に今魔法をかけれたら」って歌詞が、この状況も相まってすごく響いた。元々大好きな曲だったけど、こんなに言葉がダイレクトに届くのは弾き語りならでは。段々陽が落ちていく窓の外をバックに歌うあにーさんは新鮮でした。スタッフとしてかずやくんが同行すると聞いてはいたけど、入場のスタッフがかずやくんなのに驚いて、会場の階段から転げ落ちそうになったのも初日の思い出。

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2020.12.6

熊本はお洒落な会場だった。お洒落なドリンクメニューがあったけど、結局ビールを飲む。ちなみにビールが好きになったのは確実にあにーさんの影響。序盤の、蜜蜂の飛行。歌とギターそれだけなのに、それ以上のものになってる。あにーさんがつくる音はひとつのバンドみたいだなぁと感じた公演でした。あにーさんの柔らかい歌声も好きだけど攻撃力高めの歌声が大好き。やっぱり生で聞くこの歌声がたまらなく良いのです。そしてこの日の夜は馬刺しを食べました。美味しかったなぁ。

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2020.12.6

次の日の福岡。ラムネガールを歌うあにーさんは世界でいちばんかわいい。公演終わり、ドリンク飲んでたらロフトになってる控え室から顔出したあにーさんが話しかけてくれてハッピーでした。メッセージカードが高崎に引き続き読まれたんだけど、質問のお返事をnoteでしてくれてたのはさすがにファンサがすごいです。このツアーはハッピーが止まらないです。この日食べたあまおうパフェ、なかなかアガりました。

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2020.12.19

京都。なかなか広い会場で、なんと最前列。今回のツアーは一緒に回った友人が殆ど当ててくれて本当他力本願もいいところなのに、整番までとんでもなく良くて…ありがとうございました。声は出せないので、MCには毎回赤べこになりきって応対してるけど、最前列はさすがに赤べこしがいがありました。毎回恒例カバー曲、京都ではムーンライト伝説。親和性が凄い。クリスマス近くだったのでECではきよしこの夜。最高のクリスマスプレゼントになりました。会場にクリスマスツリーが飾ってあったのも良かったな。錦市場で美味しいものを沢山食べたので程よい疲労感と幸福感でぐっすり眠れました。

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2020.12.20

次の日は神戸。このツアーの中で1番わたしの癖にズキュンと来た会場。全部が可愛くてどこを切り取っても絵になるような素敵な洋館でした。この公演も運良く、2列目ど真前の席。あにーさんがギターを弾く手元をこれでもかと見れて幸せでした。このツアーで初披露の2曲の新曲はどちらも夢の中にいるようで。あにーさんの後ろのカーテンから漏れた光が後光みたいで、余計に現実感がなかった。好きな音楽を聴いて何も考えずひたすらに浸れるって最高に贅沢で幸せだなと思いました。これがセミファイナル。帰りの空港では松竹座の思い出話をしながら今井のうどんを食べました。8年ぐらい前から同じ友人と遠征してるってそれも幸せなことです。

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2021.1.3

最後は年明け浅草。いよいよ終わってしまう切なさでいっぱいになりながら。高崎ぶりに聴けたゴーストシップがやっぱり良かった。それとロックンロールが聴けたのが嬉しかった。「したいことだけしかしないことがしあわせ」最強のフレーズ。こうやって歌ってくれるあにーさんだから信頼できるし、あにーさんがずっとあにーさんでいてくれるんだと思う。ラストはUnknown Girl。いつものようにみんなで声を出せないけど、きっとあにーさんには全部全部伝わってる、そう思えた最後でした。

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2020.1.10

オンラインあと1cm 。まだ咀嚼しきれていないけど、このツアーを回って、オンラインでもすぐそばで歌ってくれているような感覚だった。公演終わりのあにーさんからのメッセージが前向きで、そういうところも好きだなぁと思えました。


さて、春の向こう側で待ち合わせをしたので、元気でいようね!ツアーお疲れ様でした!




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