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【#5】アパレル不況で○○費をかけるーRalph Lauren戦略

コロナ禍の影響で業績が大幅に落ちたことを受け、山手線の車内広告、TVショッピングの販路開拓、テレビCMあらゆるところで目にするようになった。

なんなら東京オリンピックのUSA衣装はラルフローレンが手がけた。

広告費を最近えらく突っ込んでいるのは
RALPH LAURENか

2021年3月末までに世界で約15%の人員削減に踏み切り(2020年9月WWDより)
コスト削減へ大きく踏み込み

20年10~12月期(第3四半期)決算は、売上高が同18.1%減の14億3280万ドル(約1561億円)、純利益は同64.1%減の1億1980万ドル(約130億円)、なんとか赤字は免れた。
 

パトリス・ルーヴェ(Patrice Louvet)社長兼最高経営責任者(CEO)はこう語る。

「新型コロナウイルスの発生以前から取り組んでいた事業戦略をより急速に推し進めることにした。これによってブランドをさらに発展させ、現在のダイナミックな環境におけるラルフのビジョンを世界中の顧客に伝えると」

上記の発表から、広告費をかけるのは
①事業戦略の展開
②認知の戦略
2つを推し進めるに当たってだろうと予想する

①事業スタイル
→新たな販促チャネルの展開がとまらない

ビームスとのコラボ
ラルフズコーヒーショップの拡大化や
テレビショッピングブランドの販売

また米国ではサブスクも始める
これはすでにアメリカでは
展開されているSDGsの一環だが
日本でもいち早く展開されるのでは

ラルフローレンの戦略は今後も
見逃せない

老舗ブランドでさえも
新たなビジネスチャンスへの挑戦中だ
快進撃となるか


②世界中の人に伝わる広告
→定番のポロシャツから伝わるオールドスタイルを、変わらずに大事にしながらあらたな時代と付き合う。
Z世代へ向けた発信は
華やかな色合いと若いモデルで
ラルローレンらしさを残している。

攻めのスタイルが強く見えるRalph Lauren

渋谷のスクランブルでも大きな広告を見たが
より消費者に寄り添う形で販路開拓を
進めることがモットーのようだ

デジタル戦略と同時に日本ではリアル店舗までも
様々なところにタネを撒く

大手だからこその派手な戦略が
今後も楽しみである

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