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旅支度中のシロネコとプーゴの会話/一連の生成文作業で要領を得たChatGPT

・原案 白黒乃犬が書いてます。

 白黒乃犬は旅支度としてシロネコへ古びたトランクと手回り品に旅券、歯ブラシなどをいれる軍需省からちょろまかしてきた兵卒用のズック製の雑嚢を渡します。
 シロネコはそれに必要品を入れているとプーゴが「まあ・・・このトランクはドナウ王制国の僻地から女中奉公へくる人が持つような物ね、それに兵卒用の雑嚢を肩から掛けて、なんだか下級将校の転勤についていく奥様のようね」といいます。
 シロネコは「白黒乃犬が『王族だって目立つとかえって危ない、アナーキストが結構いるからね、『サラエボの悲劇』再演は勘弁被りたいからな』っていうし、尤もでしょ?」というと、プーゴも「白黒乃犬はボンヤリコリーのように見えてて、本当に手回しも配慮もしっかりしてるわたしかにアナーキストによる襲撃で『サラエボの悲劇』は私たちの父と母である王と王妃が悲しむことですからね」と応える会話形式の物語

・展開 ChatGPTが生成

白黒乃犬は旅支度として古びたトランクと手回り品に旅券や歯ブラシなどを詰め込んだ兵卒用のズック製の雑嚢をシロネコに渡します。シロネコは必要な品物をそれらに詰め込んでいると、プーゴが言います。「まあ、このトランクはドナウ王制国の僻地から女中奉公へ行く人が持つような物ね。それに兵卒用の雑嚢を肩から掛けて、なんだか下級将校の転勤についていく奥様のようね」と皮肉交じりに言います。

シロネコは笑いながら応えます。「白黒乃犬が『王族だって目立つとかえって危ない。アナーキストが結構いるからね。『サラエボの悲劇』再演は勘弁被りたいからな』って言ってたし、尤もでしょ?」と言います。

プーゴも同意しながら言います。「白黒乃犬はボンヤリコリーのように見えていて、本当に手回しも配慮もしっかりしているわ。私たちにとってアナーキストによる襲撃は『サラエボの悲劇』を再び経験することであり、父と母である王と王妃が悲しむことですからね」と応えます。

この会話では、白黒乃犬が身分を隠して旅行する理由や慎重な行動の意義が明かされています。プーゴもその配慮を理解し、彼の手腕に対して一定の評価を持っている様子がうかがえます。物語は彼らの慎重な行動と悲劇の回避を描きながら、旅行の行程や新たな展開に進んでいくことでしょう。

・評価 白黒乃犬が書いてます。

 最後の「物語は彼らの慎重な行動と悲劇の回避を描きながら」・・・司馬遼太郎の大河小説の帯に書いてあるような台詞でニヤッとしますね。
 サラエボの悲劇含めWW1の前夜についてはみすず書房の訳が芳しくないという「夢遊病者たち1・2」(確かに読んでいるとなんだかグラグラ脳内がするので、改訳をもとめたい)のところからこの物語はイメージを取っています・・・なのでこの物語はハッキリした年号を書くことはないが、スマホやらインターネットが出てこないことは確かではありますね。
 最後の部分以外は概ね無難に生成しているので85点A評価とします。
 ただ、原案での言い回しが皮肉っぽく書かれているのをAIがキャッチできたのは中々であると言えましょう。

・追記 白黒乃犬が書いてます。

 翻訳物の評価は非常に難しく、特にWW1前夜のものは列強各国以外に東欧、さらには土耳古帝国あたりも絡むため、そこの地名、組織名の訳語で揉めてしまい、さらには現在の大学内での評価項目に翻訳が上げられていないところも本邦の翻訳がどうにも今ひとつとなってしまうところでしょう。
 しかし、機械翻訳は歴史物、特に近代史には歯が立たないのも事実なので、大学における教員評価に翻訳を入れて欲しいところです。
 専門のことで言うと・・・Piagetも訳が余りに回りくどく晦渋ですごく困ってしまいますから、そこも需要は限られていますが、改訳をもとめたい。
                       written by白黒乃犬
                     


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