見出し画像

場は、なまもの。 -はたあげ日記🚩

こんにちは!根々です🌱
今回は、Raise your flag(略称RYF)というフォシリテーター養成講座で学んだことをアウトプットしていきたいと思います!◎


「場は、なまもの」
その言葉がとても刺さるような日。
今日は、プチイベントのファシリ終わりで講義に参加。
私にとってはかなり難しめな場で、もちろん楽しかったけど「失敗したな〜〜」としょんぼり気味で講義に向かいました。笑

今回学んだのは、「ファシリテーターの4要素」
かなりのインプット量だったけど、めーちゃくちゃ大事なこと!!
まずその4要素とは!ででん!

1.環境整備
2.問いかけ
3.立ち振る舞い
4.シュミレーション

わかりそうなものから、もっと詳しくききたい!というものまでさまざま!
最初にどんっと大きく概要→詳細に入ると興味をそそられるな!とメモメモ。
ではでは、1つひとつ紐解いていこう!

1.環境整備

大前提として、RYFの中でのファシリテーターとは「場をつくる人」
そして、「場」というものは外部要因によって一瞬で壊れてしまう

街を一瞬で壊していくゴジラのような外的要因をできる限り把握し、仲良くなってから(なりながら)場をつくっていくこともファシリテーターのお仕事!
参加者の視覚や聴覚にいらない刺激はない?
参加者のコンディションは?みんな疲れてない?緊張してない?
始まりと終わりのON/OFFはちゃんとできている?

いろんな目をもって「場」を見渡すことが大切。

例えば、司会の背景に時計がないように体形の向きを変えるだったり、
参加者が疲れていたら、WSを1つカットして休憩時間を作るだったり。
場の小さな違和感を事前にキャッチし、対応できるかがキーポイント。

2.問いかけ

フォシリテーターの役割は、「よりよい問いを投げ続ける」こと。

-よりよい問いとは…
相手がより自分自身の頭を使う問い/相手の価値観を引き出す問い/
深く考えられる本質的な問い/全く新しいアイデアにたどり着ける問い など

同じテーマでも問いによって出てくるものやその深さが変わってくる!
そこで4つの問いかけ技を伝授していただいた!

①置き石理論
絶妙な距離を保ちながら徐々に核心にせまっていく手法。
②発散と収束
思考を広げて(発散)からまとめる(収束)ことでより磨きのかかった答えを生み出す手法
③具体と抽象
具体的な問いと抽象的な問いを行き来することで本質的な部分を見出す手法
④内向きと外向き
問いを考える時に使える手法。価値観や原体験を深ぼるのか(内向きの問い)固定概念への気づきを促すのか(外向きの問い)

どれもとても大切だけど、実践タイムでも使った①置き石理論について!

置き石理論とは、本当に聞きたいことを話し手のストレスも少なくし、かつ純度高く引き出しやすくするために使う手法。
簡単に答えられる質問から段々と頭を使う関連した質問に切り替えて、核心に迫るイメージ。
一歩じゃ渡りにくい川も何個か石を置いてあげて気持ちよく渡りやすくしよう!という思想。愛ですね。

3.立ち振る舞い

場は大きく分けて3種類に分けられる。
受容環境 ②集中環境 ③活性化環境

受容環境はすべての出発点になる土台的役割(RYFパワポより抜粋)

①受容環境

心理的安全性が保たれている環境のこと。素敵な意見や本音っていかに場を信頼しているかがキー。ここの環境は、否定されないんだ、拒絶されないんだという安心できる雰囲気をいった先に、「本音言ってみようかな」というその人にとっての居場所を作れるもの。

簡単なようで難しい受容環境づくりのポイントは、
伝えること:居心地よく過ごすルール/ 言っていい場なんだという許可
自己開示:何事も自分から!自分が心を開いていないと誰も心を開けない!
受け止める:傾聴の姿勢、話してくれたことに感謝!賛成も否定もしない!

共感と賛成の違いもかなり難しい!!!
自分の中の正解を押し付けていないか、それに合わせに来てないかも意識しないとな〜!常にその場においてのフラットな人でありたい!

②集中環境

難しめな問いや深い内省をする時の環境。参加者にかなりのストレスがかかるので、ファシリは余裕を持ってのぞむことが大切。

この環境下でのファシリのポイントは、
問いかけること / 待つこと

みんな同じようにテーマである問いの答えを出せるわけではない。
アウトプットがうまい子、人前で話すのが苦手な子。
1人ひとりに合わせて、この方には噛み砕いた質問を投げかけた方が良さそう。ちょっと今考えているからしばらく静かに待ってみよう。
この集中環境下においては、いかにファシリが1人ひとりや場を観察し信じきれるかが大切だなと感じた。

③活性化環境

全員が脳みそをフル回転して、活発な議論ができる環境。
置いていかれてしまっている人がいないか、きちんと場がうごいているか焚き火みたいなイメージで観察していく。キャンプでいう火おこし役。

ここでのファシリが意識することは、
問いかける :参加者の脳みそを最大限に活用させるぞ!
↓  ↓
整える   :みんなが見えるところに書記/ 要約 /言い換え

手放す   :活性化したと思ったら終わりの合図まで主導権を手放す

ここでは、周りをみて柔軟な対応力・判断力が試されそう。場をまとめる時にはオーラを出す時も大事だし、スッと影を潜める時も大事。そのタイミングを絶妙にやっていけるように鍛えたい…空気を読む力、大事。

3.シュミレーション

ぐわーー、きっと私の目を背けてしまっているポイントのような気がする。
失敗のほとんどは、シュミレーション不足によるもの。(ほんとそうだ…)

シュミレーションをする時には、考えうる最もうまくいくケースと最もうまくいかないケースを考える!
シュミレーションは、5W1Hで考え、分単位まで想定しよう!

そして、最悪なケースを考える時は、もし起こった時にだれがどう対応するかまで考えて、チーム全員と共通認識を持っておくこと!!!

ZOOMでの交流会で、全員が画面OFFでの参加だったら?
マイク繋がらない人がいたら?
雨だったら?
などとにかく考えうるものは全て出し尽くす!!!!


今回は、ファシリテーションの4要素を学んだ。
すぐに実践に移せるようなものばかりで、とにかく試して反省して試してを繰り返して行くのが1番の近道のような気がした!

「場は、なまもの」でこれをやっておけばOK!というものはほとんどない。
だからこそ、基礎はしっかりおさえておきながらも柔軟な応用力を身につけることがファシリテーターにおいて重要なこと。
最適解を見つけ続けることが重要!!!
なんて学びの深いものなのだ〜〜〜!
これからのインプット・アウトプットがより楽しみになるような2時間!

その後も今日の反省会にも付き合ってくれてとてもありがたかった…
・事前にこの場はどんな場なのかの認識をあわせること
・音での場の仕切り直し
・空気をかえる、話をそらす
・愛をもった声かけ
・抑えようとしない。反発がかえってくるだけ!
などなどいろんなアドバイスがきけて次回のファシリが楽しみになった!

ありがとうございました!🚩


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?