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高野山 宗祖降誕会(6月15日) 弘法大師空海上人生誕1250年記念

6月15日、当日の模様です。


かなり早くに高野山に
レンタカーで行きましたが
主要な駐車場は満杯

24時間無料なので
前夜から車内で
宿泊された方もいらっしゃったようで

それで、霊宝館に
停めさせていただくことにいたしました

午前8時半~開館いたしますので
拝観いたします

わたしは高野山参与会会員ですので
拝観料は、無料
皆様も知っている、空海像もあります

増福院 明泉院

当院は

鎮守府将軍多田満仲公の末孫
多田仲光の三男
源賢和尚の開基によるものです。

満仲公は元弘法大師を深く尊信し
高野山を師崇していました。

長徳三年病床に伏すや
高野山に寺院を建立、
弘法大師を讃仰し一門の
「福祐増進を祈るべし」と遺言しました。

増福院の院号はここから来ています。

愛染明王

明泉院

清和天皇の御代、土岐山城守の長子
以空上人が入寺して当院を中興しました。
また、鎌倉時代の傑僧覚海大徳
当院に併合された華王院に住し
寺内興隆を計ると共に、
高野一山の宗学を振興しました。

さらに弘法大師に祈って神通力を得、
自己の七生の流転を知るや
天狗と化して昇天した事は
当院に於ける伝承
であります。

当院は

弘法大師ご入定後百七十年後、
祈親上人の開墓
にて、
上人は高野山が雷火により一山灰燼に帰し、
住山の僧さえもまばらとなり、
奥の院、伽藍諸堂の香煙も絶え、
第一の荒廃期となり、これを復興し、
高野山を発展させた。
奥の院に万灯会を行い。


有名な孝女おてるの献じた
お照の一灯もこの時である。
又上人は名の如く、
両親の菩提のため常に経を唱えておられた。
山の中興者として
世に大師再来の身と仰がれ、
後村上天皇より常照上人とおくりなされた。

その後名僧大徳住し、
徳川時代家康公より
山内一千余ヵ寺中、
由緒ある名室寺院二十ヵ寺に選ばれ、
全盛を極めた。

大檀主は岡山津山城主、
播州赤穂城主森家代々
(森蘭丸一族)の菩提所として、
庇護をうけた。

又大阪、静岡、但馬、美作、大和の諸国に
末寺五十余寺を擁していた。
明治四年に本最後の仇討として
世に知らせている
高野山麓神谷の仇討は赤穂藩士同志にて、
その菩提を弔っている。
この仇討により
翌明治五年仇討が禁じられた。

重要文化財には、本尊大日如来、不動明王、

大師筆益田池碑銘を襲蔵し、
ほか多数の什宝を蔵している。

こちらで午前9時より、
宗祖降誕会が行われました

わたしが、高野山崇敬会員の
袈裟を下げているのを見て
見ず知らずの方が
前に出してくださいました

その節は、感謝申し上げます

声明は、アメブロで
こちらではアップできません



長谷部座主さまです


降誕会が終了しまして
僧侶の方々がほぼいなくなったところで
御堂の中に入る事ができました

「相互供養 相互礼拝」

相互供養とは

人と人、人と自然が

お互いに尊敬し養いあい、

お互いの心の中にいる仏さまに対して

真心を供養すること


相互礼拝とは

人に対する心のこもった行為、

それはまず挨拶からです。

お互いに依存し助け合っている

感謝の気持ちを態度や言葉に出し

拝みあうこと



相互供養和讃という御詠歌があり、

その歌詞に


「一樹の陰の雨宿り 一河の流れ汲む人も 

深き縁の法の道」

 とあります。


突然の雨に降られたので、

道端にあった大きな木の下で雨宿りをした。

見ず知らずの人も雨宿りするために、

肩を寄せ合って同じ木の下で雨をしのぐ。

同じ木の下で

雨宿りしている見ず知らずの人も、

同じ河の水で生活しているのだ。

普段は

考えたこともないけれど、

見ず知らずの人と深い縁でつながっている。



稚児大師像


「吾れ昔生を得て父母の家に在りし時、

生年五六の間に、夢に至るまで

八葉蓮華の中に居座って

諸​​仏と共に語ると見き」

稚児大師像に

甘茶をかけて遺徳をしのぶ

わたしは、赤い蒸し饅頭と

リンゴをいただきました

中はこしあんで美味しゅうございました

リンゴは仙台の自宅に持ち帰り

主人といただきました

絵画によって
空海の一生が描かれています

狩場明神と、白黒の犬との出会い
これですね!!

寅と卯ですよ!

夢のようなひと時でした

弁財天さまということは
厳島神社、ということですね

まだ、水蓮は咲いていませんでした

おっ!白蛇さま!

弘法大師空海上人さまとの

ご縁をいただきたく

ご縁玉を賽銭させていただきました


雨降って地固まる
降誕会の際は、ポツポツ程度で
本当に助かりました


夢のような時間でした


先日、BS11で放映しました。

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