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【奈良】吉野山 金峯山寺と大阪見物 2014年5月①金峯山寺と脳天さん

この年は、母と娘の2人旅でして。
80歳前に今一度、
吉野山に行きたいとのリクエスト。

正直、母は苦手です。
自分の思い通りにいかないと、
なかなかな人でして。

歳も歳なので、行き帰りは特急で。

吉野川が見えてきますと、
ワクワクしてきます。

この年の初夏の吉野川は、
水量が少なかったですね~

御開帳も、今は、
ゴールデンウィークで終了ですが、
この年までは、
さらにもう少しありました。
ゴールデンウイークを過ぎますと、
吉野山は桜もありませんので、
静かなものです。

さすがに、東北とは違い、
蒸し暑い吉野山です。

金峯山寺の入り口の、
やっこさんでランチをいただき、

やはり、参拝は外せない、
後醍醐天皇導き稲荷さま

蔵王堂 背筋が伸びます。

久富、吉富大明神

この蔵王堂に毎年、
参拝に来ていることを、
「そんな修行僧のように」と
おっしゃられた人もいました。
必ず、行かねばならない、と
いうものでもなく、
ただ、この時期が近くなりますと、
吸い寄せられるように、
自然と身体が動いているように思います。
しかも、金剛蔵王三体権現さまと
相対する時、
なにか悩みを聞いてほしいような時も
ありますが、
その御姿を観ますと、
悩み事がいつの間にか消えており、
1年間の事がリセットされていくのです。
なぜ、単独か。
わたしの母の、母親、つまりは祖母が、
単独でよく旅をしていましたが、
「他人といると、面倒くさい」と
言っていたほどの人でした。
娘であろうと、息子であろうと、
一緒に出かけたところを
見たことはありません。
ツアーも独りです。
ハワイも独りでしたよ。
大正生まれでしたが、
その行動力はすごかったです。
この年は、母からのリクエストなので、
一緒しましたが、正直、単独は気楽です。
こころ静かに神仏さまと相対するのに、
他人の都合で、振り回されるのが、
非常に苦手です。
見物感覚ですから。
祖母に似ているんですね、そういうところ。ただ、神仏さまへの
信仰のこころ度合いが一緒ならば
感ずるところが同じなので、ご一緒しても平気なんですけどね。
母は、まったくの見物感覚です。
元からあまり信仰心はありません。
母の父親は、大工の棟梁でしたので、
神仏さまには、毎日、供え、
手を合わせ、素晴らしかったです。

狐忠信の碑もあります。


この脳天さんに来れるのも、
母は最後でしょう。

しゃくなげが満開です。

白龍さま

女性の滝場

なんとも、外観は、本堂のようで、
中は神道です。

例大祭は、5月19日と、
10月19日です。

必ず、寄らせていただく、
陀羅尼助さん。胃腸の漢方薬です。

お友達からも、お菓子は要らないので、
この胃腸薬がほしいと、
これを差し上げています。(*´▽`*)

この吉野雛のお店。
ご主人さま、お元気でしょうか。
お母様は、100歳以上の年齢でしたが。
わが家にも吉野雛があり、
飾っていますよ!

吉野の桜の木を使っていますから、
素朴でいいですよ。
カエルの土鈴もあります。
かわいいんですよ~。

わたしの母も、車運転ばかりで、
歩かないので、
疲れた、疲れた、休もう、で、
ほんとに自由が利かない。(≧▽≦;)

特急で、阿部野橋へ

ようやく、ホテルに到着。天王寺公園。
この年もまだ、変わらない状態ですが、
どんどん変わっていきます。

あべのハルカス

さてさて、朝食をいただいたら、
ぶらぶらと。

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