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和歌山県 高野山を歩く(6月15日) 清浄心院、奥の院入り口



青葉まつりによって
バスの運行時間も
だいぶ遅くに動きますので、歩きました

奥の院入り口の

清浄心院

こちらの住職は
皆様も、ご存知ですね!

池口恵観さんです

御堂の中では
護摩修法をされていました

さて、これから
奥の院まで参道を歩きます

すごいですね!圧倒されます。

どちらから行っても、繋がります
雨が降っているせいなのか、
森の香りがします
いかに、紀伊半島
高野山をはじめ、雨が多いか
このコケでわかりますね

司馬遼太郎文学碑

文学碑を過ぎたあたりから

後ろを歩いていた人たちが
「薄気味悪い」
「戻って、奥の院まで
バスで行こうよ」
そんな声が聴こえてきました


奥の院までの
両側の墓所、地蔵さんの姿を観るよりも

わたしにとって

この高野山を生み育てた
数々の
年代ものの樹木や切り株
コケやその中に生きる植物に
目を奪われました

コケにはいろいろな役割があるが、
その一つに
土砂の移動を抑えて、他植物の侵入を促す
というものがある。
体の表面から水や栄養縁類を
吸収するコケは、
土壌が発達していないような
荒地や壁面でも生えることができる。

コケの香りも
そこらじゅうに漂う

切り株に種が落ちて
芽吹いて育つ木々

わざわざ井戸を掘って

墓所の掃除などのために
お使いくださいと
される方もいらっしゃったんですね

古株にびっしりと
コケが生えています

こうして
年月のうち
古株の姿はなくなっていきます

コケは、岩や墓石にも生えていき
いずれ
長い年月のうちに
形あるものは失われていくのでしょう

ここは、「終わりであり、始まりの場所」

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