【祝詞】猿田彦大神さまの椿大神社の祝詞
2020年２月に参拝いたしました、
三重県鈴鹿市の椿大神社です。
正式参拝いたしましたが、
祝詞は、古神道です。
天地地祇祈念祝詞
(てんちちぎきねんのりと)
かみは たかまのはらをてらし
上は高天の原を照らし
しもはあしはらのなかつくにを
下は葦原の中つ國を
かがやかしたまふ
輝やかし給ふ
かみかぜのいせのくにいちのみや
神風の伊勢の國一の宮
ちぎだいほんぐうとたたへまつる
つばきおおかみやしろに
地祇大本宮と稱へ奉る
椿大神社に
かみよながらも いはひまつる
神代ながらも齋ひ祭る
しゅしんみちびきのみちのおや
主神導きの道の祖
つばきだいみょうじん さるたひこおおかみ
椿大明神 猿田彦大神
あいどのにいはひまつる
すめみま ににぎのみこと
相殿に齋ひ祭る 皇孫瓊瓊杵尊
おんはは たくはたちぢひめのみこと
御母 栲幡千々姫尊
はいしには あめのうづめのみこと
配詞には 天之宇受女命
このはなさくやひめのみこと
木花咲耶姫命
あまつかみくにつかみ やおよろず
ちいほよろずの
天津神地津祇 八百萬千五百萬の
かみがみのみたまを
神々の御霊を
かくあがめ うやまいつかえまつる
かく崇め敬ひ仕へ奉る
うじこまめびとすうけいしゃの
せいかつかつどうじぎょう
氏子信人崇敬者の生活活動事業
またそのめいうんねんがんきぼうのうえに
またその命運念願希望の上に
くすしくも たえなるしんちれいのうを
奇しくも妙なる神智霊能を
かがふらせたまひ
蒙らせ給ひ
かんながらもろもろの
さはりをはらひのぞき
神ながら諸々の障害を祓ひ除き
しょぎょうすこやかに あらためただし
諸行健やかに改め匡し
あめつちと どうこんいったいの
れいけんを
天地と同根一体の霊験を
たいとくせしめたまひ
体得せしめ給ひ
あまつひのおおかみ
天つ日の大神
あまてらします すめらおおみかみの
天照らします皇大神の
みむねのまにまに
御旨のまにまに
もとをもととなし すえをすえとなし
本を本と成し 末を末と成し
ひだりをひだりとなし
みぎりをみぎりとなし
左を左となし 右を右となし
なにごとをもみなおし
ききなおしたまひて
何事をも見直し聞き直し給ひて
ひごとよごと ましょうのものに
日毎夜毎魔性のものに
おかさるることなく
犯さるゝ事なく
つよくただしく むくさかに
まもりさきはへ みちびきたまひ
強く正しく向榮に守り幸へ
導き給ひ
てんそくにもとづきて
ちぎょうのりゅうしょうにつとめ
天則に基づきて地行の隆昌に
つとめ
よくそのにんむ やくわりをはたしもって
克くその任務使命を果たし以て
てんろくえいしょう ふくとくえんまん
むびょうそくさい
天禄永昌 福徳圓満 無病息災
いしょくじゅうじつ じゅうたくへいあん
かないあんぜん
衣食充實 住宅平安 家内安全
こうつうあんぜん かぎょうはんえいに
あらしめたまひ
交通安全 家業繁榮に
あらしめ給ひ
しちなんそくめつ
しちふくそくしょうせしめ
七難即滅して 七福即生せしめ
あくいんをだんぜつして
惡因を断絶して
ぜんこんを いやさかへに あらしめたまひ
善根を彌榮にあらしめ給ひ
しんしゅうをしゅりして
神洲を修理して
みんぞくきょうわ ばんだいたいへいの
もといを
民族協和 万代泰平の基を
このこくどにきずき
この国土に築き
こっかりゅうしょう せかいいっか
てんちへいあん
國家隆昌 世界一家 天地平安
いっさいことごとく みな
かみのうじことして
一切悉々く皆神の氏子として
かんながらのよろこびに
神ながらの悦びに
いきゆくことをえせしめたまひ
生き往くことを得せしめ給ひ
おのもおのも そのねんがん
じょうじゅのため
各も各もその念願成就の爲め
よのまもり ひのまもりに
まもりみちびき
夜の守り日の守りに守り導き
さきはへたまへと
いのりもうすことを
幸へ給へと祈り申す事を
みちびきのかみの
おんみちびきのまにまに
導きの神の御導きのまにまに
やおよろずのかみたちとともに
八百萬の神等と共に
きこしめし あいうずなひ
しろしめしたまへと
聞し食し相諾ひ知ろし食し給へと
かしこみかしこみも もうす
畏こみ畏こみも申す
むじょうれいほう しんじゅぶぎょう
てんじょうむきゅう
無上靈寶 信受奉行 天攘無窮
めいうんりゅうしょう ぶなんにゅうしん
かしょうあんらく
命運隆昌 無難入神 化生安樂
みょうほうじげん だいじんつうりき
妙法示現大神通力
まもりみちびきたまへ
守り導き給へ
個人の願望ではなく、
生活上の不安を解消し、
幸せを祈るものです。
椿大神社のご祭神 猿田彦大神
日本的霊性の現像
天孫降臨の際に、天照大御神に遣わされた、邇邇芸命（ににぎのみこと）を
道案内した国津神。
悩み迷いのある時、苦難の時、
佳き方向に導く大神さまとしても
有名ですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？