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天使も悪魔も一緒じゃないですかね?

外見や名称とかはわりかし重要じゃないって話。

キリスト教とかの宗教全般に喧嘩を売りたくなった、とかそういうわけじゃないんですが、ふと思ったことをいつものようにつらつら書きたい。

皆さんは天使と言われて何を思いつきますかね?
やっぱり人々に加護や祝福をくれる神々(または神)の使いってとこですかね? 人知を超えた力を持って、人々を正しい方向に導き、時に救いの手をさし伸ばしてくれる、みたいな感じかな。

皆さんは悪魔と言われて何を思いつきますかね?
やっぱり人々に欲望や不幸を押し付ける神の敵対者ってとこなんでしょうか? 人間では使えない力を持っていて、人々を間違った道に唆し、時に直接的手段で苦しめてくる、みたいな感じかな。

あえて、よせて書いたのもあるんですが、一緒なんですよね。
何がとは、言えないのはずっと続いていたけど、一緒なことはずっと前からわかってたんですよね。でも、最近わかったんですよね、何が一緒なのか。

天使も悪魔も、人間にとって都合のいい存在なんですよ。
「困った時に助けを求められる存在」と「困った時に責任んを押し付けられる存在」
「成功したときに感謝できる存在」と「成功したときに打ち勝ったことにできる存在」

人間の心情的な部分を無視すれば、別にいてもいなくてもいい存在。ただいると信じることで心情的に満たされて、喜びを倍増させ悲しみを軽減できる、それが天使と悪魔なんだろうなと。

よくよく考えれば、キリスト教のサタンという奴は時に堕天した大天使ルシファー(堕天使ルシファー)と同一視されることもありますし、やっぱりそういうことなんだと思いますね。

困った時に天使に救いを求めるが、それって純粋な願いなのか欲望に満ちた不純な願いなのか。後者ならそれは悪魔に唆されているとも言えるわけで。
結局、天使でも悪魔でもどっちでもいい。
世の中に悪魔崇拝があることも理解できますね……。

だから、サブタイトルなんですよね。
「外見や名称とかはわりかし重要じゃない」
何かにつけて我々人間は理由をつけたがる。でも、そこに意味はあるんでしょうかね? 天使のおかげで、悪魔のせいで、そんな実態のない理由付けよりも何倍も大事な部分がある。
きっとその部分って、天使や悪魔の成分も含まない。とてもピュアでまっすぐな存在なんじゃないでしょうか?

はい、今日の希哲学者でした。また不定期になんか意味の分からんことを書きます。

写真:フジテレビ

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